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書くことは次に進むこと

もう無理、手放そう!と思ったことはありませんか?

わたしは出版社の編集者さんにお声掛け頂き、本の企画が通った案件を抱えていました。が、書けませんでした。

もう手放そうと何度も思いました。

が、それを昨夜、ようやく書きあげることが出来ました。

はじめてチャレンジした6万字の世界でした。


今になってみると、なぜ書けなくなったのかが分かるのです。

人と出会って、自分が変化したのです。

変化し続ける自分が、過去の自分の言葉に納得がいかないのです。

そんな中、忘れられない出会いがありました。

今年の2月、わたしの講演会に来て下さった女性です。その方は当時、政治家の卵でした。たまたま駅で受け取ったチラシを見て、どこかで会ったことがある…と気になったのです。

その後、思い切ってメールでご連絡させて頂き、ミニ集会を訪ね、ほんの5分ほどお時間を頂き、

「講演会で、どうしたら女性の声を政治に届けられるのか、話してはいただけませんか?」

とお願いしたのです。

すると、笑顔で了承して下さいました。

もちろん、相当にお忙しい方です。

口約束でしたので、無理かもしれないと思っていましたが、当日来て下さり、ご自分の国家公務員時代の規制を撤廃まで持っていった方法を話して下さったのです。

印象に残ったのは、批判は誰にでもできる。わたしはそこから先を形にするために本気で動き続けますとおっしゃったことでした。

あゝそれはきっと本当だろうと感じました。


新人ゆえに人が集まらず、枯れ葉も山の賑わいとばかり、その方の街頭演説に駆け付けました。すると、必ず見つけて下さり、喜んでくださるのです。

選挙を真近で感じた初めての経験でした。

知り合って1年、その方が衆議院選で当選され国会議員になられました。

直接選挙に関わったわけではありませんが、その方を遠くで目にするたび、自分が変化していくのを感じていました。

誰かの役に立ちたいという思いが少しでもあるのなら、もっと自己開示して、もっと動かなければ、と思いはじめてもいました。

そして、昨夜、わたしの中にある言葉のつまった原稿を、編集者さんに送りました。

時に空論と笑われても、女性の働き方を変えたいと言い続けて動いてきました。

その間に、わたしが変わり、わたしの家族が変わり、わたしの周りが変わり、そして、わたしの言葉が変わってきました。

今日は実に爽やかな気持ちで、新しい月を迎えることが出来ました。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


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