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他人軸から自分軸へ④〜ダイエットを通して自分を大切にすることを考える〜

元小学校教員、4児母のうみです。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。

他人軸から自分軸は③では、自己効力感の低い私が、育休のコミュニティに所属して、自分でタスクを抱え込み自分を追い込み疲弊していった話を書きました。

今日は産後3カ月で始めたダイエットのことについて書きたいと思います。

ダイエットが何で他人軸から自分軸へのシフトにつながるの??と感じる方も多いと思います。

実際、私自身がダイエットを始めたきっかけも他人軸だったと思っています。

夫とは結婚前から
「4人子どもができたらいいね」
「叶うならば、女の子2人と男の子2人がいいね」
という話をしていました。

ありがたいことに、4人の子宝に恵まれ、性別も女の子2人と男の子2人と希望どおりでした。

でも、今まで自分がこの世に存在していい理由は、子どもを産むという役割があるからだと思っていた私は、
“25歳から35歳までに4人の子どもを産む”
ということを決めて、そのために生きてきました。なので、
「もう私は役割を終えた」
とまで思ってしまっていました。

そんな中で生き続けている自分。
夫のパートナーとして、子どもたちの母として、
痩せてキレイでいなくては自分はこの家庭に必要のない人間になってしまうんじゃないか
という焦りからダイエットを始めました。

「健康でいればいい」
と夫はダイエットを始めることに最初は否定的でしたが、
「やりたいならやってもいいけど、体を壊すようなことはしないでね」
とダイエットのコンサルを受け始めることを認めてくれました。

このようなやりとりをしていても、
夫は私がやせることを求めていない
とこの時は、感じることができませんでした。

でも、飛び込んだ先がよかった。
飛び込んでからしったのですが、私が行ったラストチャンスダイエットは、痩せることが目的ではなく、その人がありたい姿や生きたい生き方ができるような食習慣や食事の選び方をできるようにコーチングをしてくれるダイエットだったんです。
なので、インストラクターではなく、コーチがつき、コンサル期間中、伴走をしてくれるんです。

他人軸で生きていた私は、何でも誰かの正解を求めてきたので、正直言うとコーチからの問いかけがつらかったです。

「うみちゃんは、どうなりたいの?」
「ダイエットを終えた時に、どんな自分でありたいの?」
などと聞かれても、自分がどうなりたいかなど思い浮かばず、(えっ、ただ痩せればいいんだけど…)と思いつつも、
“何て答えるのが正解なんだろう?”
“何て答えたらコーチはよろこぶんだろう?”
そんなことを考えてしまっていました。

今まで
人からどうみられるか?
人からどう思われるか?
どう言えば認めてもらえるか?
そんなことばかり考えていた私は
自分のありたい姿も自分で決める。
自分が納得していればいい。

そう言われても、自分で理想を描けなくなっていたんです。
何となく無難なことを適当に並べて、ダイエットに勤しんでいました。

痩せるという目的は達成…
でも、どこかで心が満たされない自分がいました。

家族は、私が太っていようが痩せていようが全く何も変わらなかったからです。

でも、このダイエットを通して、私は日々の食事を自分で選択する習慣が身につきました。

小さな選択のように感じるかもしれませんが、ちょっと先の自分のことを考え日々の食事を選択する行為は、自分の心と体を大切にすることにつながるとっても大事なことです。
それをしているうちに自分で決めたことを自分でやるということが生活の他の場面でもできるようになってきました。

その1つが、運転免許を取るということです。

⑤へつづく。



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