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なぜハマったの?観たら面白かった "生と死" を感じるアニメ3選。ハマる前と後の私の心境の変化

今回は、生と死を感じるアニメについて。

観たいと思っていなかったのに、観たらハマったってのがいくつかあって。

王道すぎて「これかよぉ〜」とか思うかも。どれも人気すぎてアニメ好きじゃない人でも知っているかもしれません。

ただ私は、どのアニメも心を掴まれて私の頭は良い意味で乱れまくりました。

善の存在、悪の存在、生と死、私たちの理想と現実......。

ついでにハマる前と後の私の心境もお話ししたいなと。


なぜハマったの?観たら面白かった "生と死" を感じるアニメ3選


※なお、私はアニメ原作の漫画は一切読んでいません。


進撃の巨人

【ハマる前の私が思っていたこと】

巨人の絵面がそもそも好きじゃない。なんかタッチがコミカルすぎるし巨人が出てくるとか非現実すぎるし、なんか巨人を倒すシーンばかりになりそう。

【ハマった後の私が感じたこと】

はああぁあぁぁ〜♡リヴァイ兵長〜!!!!

というのは置いといて、結構なヒューマンストーリーで心臓をグワシャっって掴まれるような切なさや怒り、てんこ盛りでした。

(シリアスなアニメでも演出としてある「クスっ」と笑ってしまうシーンは少なめなのも良い)

基本は巨人と戦うので当然巨人に襲われるシーンが多く、仲間や登場回数多めのキャラも死んでしまうこと多々。死の描写も多いんですね。

映像もグロくてリアルで人間の体が真っ二つとか、巨人に咀嚼されます。(血が吹き出す描写が苦手な人は気分悪くなるかも)

私はグロいシーン好きなので抵抗ありませんでした。

また、登場キャラクターそれぞれの人生にもスポットを当てていて、まぁみんないろんな(そして壮絶な)辛さを経て各々が巨人に恨みを抱えているんですよね。

巨人という非現実的な生命体の存在による残酷な攻撃、そして辛い体験、葛藤など人間だったら誰もが経験する感情が見え隠れするシーンは、心情的に共感することも多かったです。

あと回想シーンがとても多いのでたまに「あれ?これは過去か?現在か?」と混乱する時もありますが、頭の中でそれが繋がるとスッキリしますねこういうの。謎の達成感。伏線回収系が好きな人はちょっとハマるかも。

そしてリヴァイ兵長がかっこいい・・(女子目線)強くてかっこいいキャラ、アニメに疎くアニメをあまり観てこなかった私が初めて推しキャラという存在に出会えたのはちょっと嬉しかったです。

コスプレするとかグッズを買うまではしなけど。

すっごい性格悪そうなのに、人としての愛はちゃんと持っているキャラがめちゃくちゃ好きです。


鬼滅の刃

【ハマる前の私が思っていたこと】

そもそも絵面が嫌。(私こういうパターン多いな)

人気すぎて「私人気なアニメみませんから」って感じでした(天邪鬼!!!)

【ハマった後の私が感じたこと】

時代設定が昭和だし日本だしみんな着物や学ランを着ているしそこは好き・・と思いました。私日本の文化とか歴史が好きだったわ・・というのを思い出した瞬間でもあった。

鬼を退治って最初は微妙・・とか思ってたけど、鬼も元は人間で、悲惨な過去を背負って鬼になってしまった背景があり、「そうかそうかじゃあ鬼になるの仕方ないよね」とは思わないけど、共感や切なさが止まらりませんでした。

ギュウタロウの「禍福は糾える縄の如し」を叫んだの、すごく心に響きました。

鬼の攻撃も残酷で血飛沫すごいけど、リアルでグロい描写は個人的に好き。この作品も生と死を考えさせられます。

「生きててよかった」ってセリフとか。

鬼滅って所々ギャクが混ざるけど、何でしょう・・・こういうの苦手なのですがたまにクスっと笑っている自分がいます。

あと鬼滅に関しては、鬼滅の煉獄さんメインの映画を観てさらにハマった感じ。

正直、バリバリゴリゴリなヒーロー系のアニメで映画ですと煉獄杏寿郎が世界のお兄ちゃんみたいな立ち位置で眩しくて「こんなゴリゴでバリバリな正義感ある人現代には一人もいやしないから逆に鬱になる」とも思いました。

そういう虚無感や絶望感と、"現実世界にいて欲しい"という願望、理想が混ざり合い、感情が処理しきれずウルっときた感じとで言いましょうか。

この涙は絶望からなのかわかりませんが、私は煉獄杏寿郎の自己犠牲的な死は好きではありません。よく頑張ったね、とは言い難いラストでした。

とりあえず心を動かされまくり、自身でこの感情はなんだろうかと考えさせてくれた作品だったので、いろんな意味でどハマりしました。

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呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)

【ハマった後の私が感じたこと】

そもそも絵が苦手で・・。(すみません、毎度のパターンw)

なんかゴリゴリの少年漫画風で呪術とか呪文ってありがちで・・う〜ん。

1話はもう観たけどハマる予感がしない・・と思ってた。

【ハマった後の私が感じたこと】

私もう何回観くり返し観ているんだろう・・・。

観れば観るほどハマるって、こんなアニメ初めて。(そもそもアニメ歴浅いからいろんなアニメが "なにこれ初めて" のパターン多いです)

こちらも生と死が所々チラつく。正しい死とか云々カンヌン、ね。

実は最初は家事をしながらや何か作業をしながら観てて、内容は半分くらいしか理解していなかったんですね。

でもワンクールの後半に差し掛かると、半分しか理解していないのに「あれ?なんか・・面白いかも」と思い初めている自分に気づいたのです。

そしてまた再度1話から観直したら、それまで私の頭の中で点が散らばっていたのが線となっていき、理解に到達。

そうなると物語もどんどん面白くなっていくもんですね。五条悟の目、かっこいいですね。

最初は「誰だこいつ」程度に思っていたんですが、今は「綺麗だな」です。この感想の違いたるやw

それにそれぞれのキャラの人生にも焦点を当ててますね。それぞれコンプレックスや葛藤、辛い過去があり、それが呪術師としてのモチベーションになっていたりもする。

このアニメの世界線ではネガティブの感情や執念だったり思考が呪力に活かせてそれが世界平和につながるんだからいいですよね。負の感情も有効活用できるんだから。

個人的には七海健人の「労働はクソ」っていうのが深く深く心に刺さっていますw

人間模様が面白くて、ハマってしまいました。

これらのアニメ、なぜハマったのかというと・・・

それぞれに共通していること、それは"物語"という世界観を飛び出し、私たち人間の感情を大きく揺さぶるから、なのかと。

そして私達は無意識にもヒーローみたいな人、正義感あるものを求めているのかなと。

面白いアニメの王道として必ずヒーロー、そして悪な存在がいます。

ヒーローが悪をバカスカ倒してスカっとする、それが主軸。プラスそれに至るまでの人間模様。

そして善が悪をやっつける、これを観ることで私達は何かを再認識するのですかね。ある種私たちの理想に触れるもの?私たちの理想を描いてくれているから、満たされるのかもしれないです。

まぁ、最後は善が負けるっていうパターンもあるんでしょうけど。その場合は前述した人間模様の描写が私たちの心を満たすのでしょう。

そういうアニメ、実際はもっとたくさんあるし素晴らしい作品なんて数えきれないほどあると思います。少年系でも少女系でも。

私は今回アマプラ やhuluで公開されてすぐに観れる環境だったのと、3作品どれも人気で目にする機会が多かったのでたまたま観たら面白くてハマってしまったって感じ。


ということで3つのアニメにどハマりしたのでお話しさせていただきました。

今度もいろんなアニメを開拓していく予定ですのでまたどハマりしたらここに足していこうと思っています。

いや〜最近のアニメって感情を揺さぶられる系が多くて心が忙しくなりますね(笑)

関連:面白いアニメはこちらも!

こちら↓のブログでもたくさんアニメの感想を買いています。




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