【感想】映画ドッグマンを観て、ますますケイレブ・ランドリー・ジョーンズのファンになってしまった。演技が良すぎる。
いや〜
2024年3月日本公開の映画 DOGMAN ドッグマンを観ました。
もうね!ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技が良すぎる。
とにかく良すぎる、刺さる。
ちなみに、お恥ずかしながら、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの存在を知ったのはこの悲惨な実話の映画「ニトラム 」
✍️ニトラム のネタバレ感想は下記ブログに書きました↓
この映画ニトラム、題材自体はめちゃくちゃ重くて、観賞後に暗くなる映画ではあるのだけど、彼の演技は素晴らしかったです。だから観てよかったと思ってる。重いけど。
この映画を観るまで、この俳優さんのこと全然知らなかったんですよね。
で、最近アマプラで、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ主演のDOGMANドッグマンって映画を観たんです。
ドッグマンのあらすじを簡単に紹介すると、父と兄がヤバすぎる家庭で育ち、父に逆鱗に触れ犬小屋で過ごした男の半生が語られる映画。
犬たちから愛情を注がれ、そして己も犬に愛情を注ぐ。そんな人生でも彼らなりに恋をして、人間ともコミュニケーションをとろうとする。が、裏切られ失恋したり、苦しむわけです。
映画としては、後半でちょっとツッコミたくなる箇所はあったものの、彼の演技が印象的で。
精神科医のデッカーとの面談時での彼の演技がすごくよかったというか。
なんか魅入っちゃうのですよね。
淡々ともっともらしいことを言う様が。悲壮感漂うけど、「た、たしかに」と思ってしまいそうなことをスっと言ってくるのです。
彼は親から愛情をもらってない風に見えるけど、でもよく考えると、母親が家を出る前までは母親から愛情をもらってた。そして犬からももらってた。
だからなのかわかんないけど、私は彼が愛情に餓えているほどには見えなかったのですよね。
それよりも、あまりにも人間の嫌な部分を見過ぎてしまい、そして彼のそばには、人間ではない犬がいた。これが彼の人生を大きく動かしたのだと思ったんですよね。
人間とのコミュニケーションが全く取れないほどじゃない。それどころか、彼は優しい。でも、誰にも癒せない大きな深い傷がある。そんなような雰囲気が、彼の演技からプンプン漂うわけです。
笑ってても、目は泣いているみたいな。
じーーーーーっと観続けてしまいました。
ということで、すっかりファンになってしまいました。
✍️ネタバレ感想はこちら↓