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ヘレディタリー継承のジョーンがしたことを考察【重要人物よね】

こんにちは!数えてないけどとりあえず年間たくさん映画・ドラマ・アニメを観ている【うみ】と申します!

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今回はアリアスター監督のホラー映画「ヘレディタリー継承」のジョーンについて。

ジョーン、私はこの映画での重要人物の1人、と思うのですよね。

なぜなら、諸悪の根源はエレンですが、アニーとアニー一家が現実世界でおかしくなるきっかけを与えたのがジョーンだから。(ジョーンがいなくてもエレン信者は他にもいるからアニー一家はそうなる運命だった気もしますが)

ジョーンは、アニーが集会の駐車場で出会った赤いカーデガン着ていたおばちゃん。

いかにも初対面って感じでしたが、ジョーンは昔からアニーを知ってた。

アニーに近づく口実は、ジョーンの息子も死んだとかって言って、「あなたの気持ちはわかるわよ」と、アニーの心につけ込んだ。

アニーはチャーリーを失って失意のどん底でメンタルやられてたから、だからジョーンの優しさにまるめこまれてしまったんですよね。ジョーンの本当の目的も知らずに。

このジョーンって、映画「ミッドサマー」の村人たちみたいな役回りですよね。目的のために優しく近寄って引き込む感じが。ミッドサマーのペレみたい。

そしてアニーはジョーンと降霊会しちゃって、家でも降霊会しちゃって、何かを降ろした感じ。これによりアニーだったりピーターは取り憑かれ、そんでもって父が燃えるというとんでもない魔力?が現実世界に現れてしまった感じでした。

あの降霊会がなければ、父も死なずにすんだ気もしたけど、でもジョーンがいなければ別の信者がアニーに近寄ってただろうし遅かれ早かれって感じはしますけどね。

ジョーンの正体が分かったのは降霊会のあと。まじで時すでに遅し状態。

アニーがジョーンの家を訪れた際に、ジョーンのテーブルに王冠を被った鳥の頭の王らしきおもちゃとその前に3つの動物の頭が映ってました。これが後のあの儀式と重なるわけですね。

3人=エレン、チャーリー、アニーの遺体。

さらに動物3体の後ろに空き瓶みたいなのが転がってましたけど、あれってこうべを垂れてつくばっている信者の姿・・・なのかな?

そしてアニーはエレンの遺品から召喚と書かれた本を探し出し、「儀式完了後、定められた男の肉体に宿る〜」という文章を発見。儀式っちゅーのが降霊会のことかなと。

そこでジョーンとエレンが知り合いだったのが写真で発覚したんですね。

確かにピーターの体をゲット(ピーターからピーターの魂を追いやる)するにはエレンの力ではどうにもならないから、降霊会がすごい重要だったってことなんだろうなと。そのためには生身の人間の力が必要ってことか。

ジョーンの家のあのおもちゃがある時点で相当の信者だったわけで、てかもしかしたらエレンの右腕だったかもしれませんよね。

にしてもエレンが祝福されている?写真を見た時のアニーの表情たるや。

たしかエレンはリー王妃ってどっかに書かれてたからもうそれってペイモンの妻ってことよね?自分の身を捧げてまでペイモンをこの現実世界に生身の肉体に宿らせたかったという。
それが妻の役目、と考えてのことなんでしょうかね。

地味にこのエレンおばあちゃんの背景が気になる最後でした。
だってどんな経緯で王妃になったのか、「あなた何をしようとしているかわかってらっしゃる?」と聞きたくなるレベルのことですし。しかも我が子を生贄ですから。

どうしてそうなった!?とエレンばあちゃんの前日譚的な映画があったらぜひとも観たいと思いましたね。

以上!
ジョーンについての考察でした〜


🎬ヘレデタリーのネタバレ感想はこちら↓

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