原作ファンの私が陰陽師0ゼロを観た素直な感想
私は陰陽師の原作ファンでして、もちろん映画の陰陽師と陰陽師2も鑑賞済みです。
その状態で今回、映画「陰陽師0」を観ました!やっとこさ!笑
結論からさくっと言うと、映像がバージョンアップしているのと、後やっぱり呪術ブームは意識しているように感じた。まあ陰陽師は「呪(しゅ)」を使うので外れてはいないけれども。
※ネタバレ注意
全体的には、ちょっと面白かった・・かな?
やっぱり私的には映画「陰陽師」の一作目の方が好きです。
(良い悪いの問題ではなく、やっぱり一作目は私の中で普及の名作なので)
でもね!
陰陽師一作目を彷彿とさせるシーンがあって、ファンの私としては「おおお!」とは思いましたよ✨ヒキガエルのシーンとか。
紙の式神こそ出てきませんでしたけど、式神の役目のようなぬいぐるみ?は出てきて胸熱でした。(しかもちょっとフォルムが可愛かった)あと賀茂忠之もいたのも胸熱。
それから意識とか暗示、事実に真実などなど、心理学的?な用語も飛び交ってて面白かった。(それは陰陽師一作目にはなかった。)
人間の内面とかこういうジャンルの話が好きな人は、こういうセリフはグっとくるものがあるだろうなって思った。
そして映像に関しては超ファンタジーになってた。
意識内の映像は人間の想像で作られた空間だから必然とファンタジーっぽくなるんでしょうが、最後の最後、晴明の本領発揮のシーンは現実世界での出来事。こういうのも一作目とは比べ物にならないほどCGが鮮やかで圧倒されました。
晴明、本気となった時だけ技を出すってとこが、ま〜かっこいいですよね。見せつけず、自分を大きく見せない、権力とかそんなんもどーでもいい、みたいな。そういう性格はちゃんと出てて、私的には「そうそう!これが晴明像」なんて思ったりした笑
にしても意識のものを物質化するなんてすごいですね。晴明が他の陰陽師と違ってガチで本物、だということがクライマックスで表現されていました。
晴明以外にも本物の陰陽師は当時たくさんいたのでしょうけどね。(さすがにこの映画のような豪華な術を放つとかじゃなくて、第六感とか、幽霊が見えるとか、そういう感度の高い人はたくさんいたのではって思う)
で!
できれば〜もっと晴明 × 博雅との絡みも観たかったなって。だってほっこりするんだもん。彼らの他愛のない会話が読みたくて小説読んでたところもあるので。
いや〜、ほんと、晴明も博雅も良い男だよ。
そいや「ゆこう」「ゆこう」はあったっけ?
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