#6 リワークセンター見学に行ってみた
こんにちは
秋乃卯実です。
今回は病院のポスターを見て主治医に相談し、
リワークセンター見学に行ってきたことについて書きます。
リワークとは？
リワークとは、return to workの略語です。気分障害などの精神疾患を原因として休職している労働者に対し、職場復帰に向けたリハビリテーション（リワーク）を実施する機関で行われているプログラムです。復職支援プログラムや職場復帰支援プログラムともいいます。
休職、離職中の人が復職・転職のリハビリのために通うところです。
以下の3種類があります。
●医療機関で実施（医療リワーク）
医療機関で行い、復職支援に特化したプログラムが実施され、再休職の予防を最終目標として働き続けるための病状の回復と安定を目指した治療です。診療報酬上の枠組み（精神科デイケア、精神科ショートケア、精神科デイ・ナイト・ケア、精神科作業療法、通院集団精神療法など）で多職種の医療専門職（医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、心理職など）による医学的リハビリテーションとして実施します。健康保険制度や自立支援医療制度を利用でき、費用の一部自己負担があります。
●地域障害者職業センター（職リハリワーク）
独立行政法人高齢・障害・求職支援機構により各県に１カ所以上設置されている地域障害者職業センターが実施しています。職場復帰支援（リワーク支援）の名称で、センターの職業カウンセラーが、休職者本人と雇用主、主治医をコーディネイトし三者の合意を支援し、12～16週の職業リハビリテーションを実施します。目的は職場への適応に向けた本人と雇用主への支援であり、病状を回復させるための治療ではない点が医療機関のプログラムとの最も大きな違いです。費用は無料です。ただし公務員は利用できません。
●企業内で実施（職場リワーク）
企業内で行われる復職支援のためのプログラムを「リワーク」と呼ぶ場合があります。2004年に公表され2009年に改訂された厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」では、「職場復帰支援プログラム」として事業場に休職の開始から通常業務への復帰までの流れを策定するよう求めています。この中で「試し出勤」制度等について有用性と検討が必要な点が書かれています。職場のリワークとして内部に医療機関や専門部署を有している企業や役所では、職場復帰訓練制度を実施している例や、ＥＡＰ（従業員支援プログラム）サービスを利用する場合もあります。背景には主治医の発行する復職可能の診断書通りに復職させても再休職が多いという現実に対応する措置と考えられます。復職させて安定した就労ができるのかを見極めることが大きな目的です。
私は一番上の医療機関が実施するリワークセンター見学に行きました。
リワークセンターの1日の流れ
紹介された1日の流れです。
※実施する機関によって内容は異なります。
11:00 自習 合間にスタッフさんと1:1の健康チェック
12:00 お昼（外食× お弁当持参orテイクアウト）
13:00 体操
13:30 講座orグループワークor自習（曜日により）
15:00 休憩
15:15 講座orグループワークor自習（曜日により。13:30からやらなかった方）
17:00 終了
私の見学ポイント
見学前に聞きたいこと、見たいことをメモしておきました。
聞きたいこと
1日いないとダメ？
お休みの時の連絡は？
パソコン持ち込んでいい？Wifiある？
みること
人と比べないで通えそうか
今いる人の雰囲気
スタッフさんとの相性
行ってみてどうだった？
聞きたいことへの回答
1日いないとダメ？
→基本的には1日いる前提。もちろん体調や予定により遅刻・早退はOK。
お休みの時の連絡は？
→電話かメールで。無断はできればやめてね。
パソコン持ち込んでいい？Wifiある？
→持ち込みOK。フリーWifiあります。
見たいこと、雰囲気
通われている方は男性多めですが、女性もいました。
スタッフさんはその日は女性のみでした。
話してみた感じは悪くなかったです。
地下1階にあるので窓がないのが気になりました。
それ以外は綺麗でした。
通う？通わない？
「いますぐは通わない」
が私の結論です。
理由は、リワークセンターの場所が大都会で人が多く、行くだけで疲れてしまったからです。
電車で1本、1時間で行ける、おそらく電車は座れるとはいえ、いきなり週1でも通うのがしんどいです。
見学の後、嫌な気持ちでいっぱいになってしまい急いで帰ってお酒に頼りました。
お酒を飲んでいたら落ち着いてきてスッキリしました。
他の施設もネットで調べていたのですが、
最終的には週5通うこと、朝9時スタートなどが並んでいて心が折れてしまいました。
行くならここかなと思いますが…。
通う場合の手続き
もし通う場合の手続きは意外と時間がかかるようです。
自分と主治医の同意書を書く
リワークセンターで面談をして、曜日やゴールを決める
空いている日に通い始める
面談は予約が必要とのことでしたが、その場では取らずに帰ってきました。
見学当日は嫌な気持ちに支配されていましたが、少し落ち着いた今、
週1回くらいなら…という気持ちもあります。
復職する…と言うと微妙ですが、社会に出られるだけの体力をつけないと…というところです。
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