見出し画像

2021年を迎えて

年が明けて日常へ戻りつつあるとき、雪の影響でまた巣ごもり状態になった。

当たり前にあると思っていたものがなくなること。「延期」「中止」という言葉をよく聞いた一年だった。寂しさや悲しさやどうしようもない気持ちを感じる人もいたのではないだろうか。私もそのひとり。

最近でいうと成人式。一生に一度のもの。
私が二十歳の頃は出席してもしなくてもどちらでもいいなあくらいに思っていたが、いざ選択肢すらないとなるとやはり悲しいのかもしれない。

昨年は新しい仕事を始めた直後に感染症が広がり、新しい環境の中でも読めないことが多くて、ついていくのに精一杯で、でもこの生活をどうにか乗り越えたくて毎日を過ごしてきた。無事年を越すことができて、とても嬉しかったし自分でもよく頑張ったなあと思う。

新しい年になったからといってこの状況がリセットされる訳でもなく、予測できない日々が続いている。

人生には三つの坂があるという。
「登り坂」「下り坂」「まさか」
私が好きなドラマ、カルテットでのセリフだ。

できれば平坦な道を歩いていたい。
そうはいかないからこそ、限られた中で何ができるかを探して楽しみたい。時には下を向きすぎたりすることもあるけれど前をむいて生きていきたい。そんな一年にしたいと思った雪の日でした。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
寒い日が続きますが、年のはじめ皆さまが心地よく過ごせますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?