雑感 2021/09/19
テレビニュースショーに自民党総裁選4候補者を呼んで色々聞いてみる番組が増えた。
4人の主要政策が同じではないので、どうしても番組で用意した質問に答えてもらおうとすることが多い。
この時点でテレビニュースショー側の勉強不足が露呈している訳だ。
本当に色々聞きたいのであれば、個々の政策に関して質疑応答すれば良いのにそれは出来ない位の実力しかないという事だ。
用意する質問もなんだか訳のわからない物になっている場合が多くて、『視聴者が聞きたい事を聞いてますよ』とやりすぎると、政策からはずれちゃうとかいろいろ面白い現場がみられて最高かもしれません。
あれほど新型コロナ対策では、「科学的データに基づいた」とか、「データの傾向から」とか言っていたのに、「将来はどうなるのでしょう」とか、AB選択での選択肢が悲惨とか、番組とか、テレビ局にポリシーとかないんでしょうか?
テレビショーは制作物であって、ある一定の品質が必要な筈です。
製作者が緊急事態宣言下に宴会したとしても、制作物はちゃんとしたものでないと。。。
今回の4候補は男性2名、女性2名です。
テレビニュースショーは国会議員の女性比率で、もっと女性を増やさないといけないという論調に乗っている割には、候補者への質問はほぼ男性候補者からだし、女性候補者への持ち時間が極端に少ない事が多い。
こういう番組から『クォータ性』を導入して、女性候補の発言比率を上げる等の試みが出来る場なのに、まあ、その位の番組しかできないんでしょう。
自民党総裁選、これから行われる総選挙、テレビニュースショーの更なる勉強と努力を見てみたいものです。