
「幼少時の頃」
「幼少時の頃」
自叙伝「孤高の歩み」に書いていない無数のエピソードのひとつです。
私の記憶にあるエピソードをまともに書いたら膨大な量になるからです。
ーーーーーー
――義祖母が亡くなると村では完全なよそ者となった。
――私の家族は村一番の貧乏であった。何故か、それでも私は水でも太るような体質だったのである。
学校でも一学年上でも私の体重は一番であった。
――私は生まれつき健康で体力があった。
ただ、学校では定期的にマラソンがあった。大した距離ではないが猿股(下着)が擦れて太ももが痛くなる。ただ走る事は私にとって何で走らねばならぬのか? と、いつも疑問であった。走る事が苦手というか嫌いであった。
――父が仕事を探しに上京していた頃、父の仕事仲間の親戚に私達兄弟は預けられていた。
私達が預けられていた家ではブリーフの下着であった。私は下半身を締め付けるような下着は極めて不快なものであった。
私はトイレに入った時に脱いで捨てたのである。それ以来、私だけは普通の木綿の猿股をもらうようになった。
――笑い話のような話である。
下記:私が上京した当時、小学6年の時の写真。一番手前の眼鏡をかけた太目の子です。
