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転送少女症候群、もしくは黍島柘十武の長い回想【完結済】

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「君に恋をしてもいいかな?」 生きる理由も希薄な「僕」の前に、ある日突然現れた少女がそう問いかける。強引に始められた同居生活の中で、彼女はその能力(転送)によって辿った奇妙な自分…
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#05に続く

【連載小説】転送少女症候群、もしくは黍島柘十武の長い回想 #04

「昔々あるところに、と言っても、十二年前だけど、六歳の少女が――少女たちがいました。 …