慈悲の瞑想との遭遇
ハイ。それでは、楽な姿勢で合掌してください。
じひのめいそうです。
私が幸せでありますように
私の大切な人が幸せでありますように
世界中の生きとし生けるものが幸せでありますように
今日も、朝目覚められたことに感謝して
呼吸ができることに感謝して
一緒にからだを動かせる仲間がいることに感謝して
レッスンを終わります。
ありがとうございました。
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これは、今月から始めたオンラインヨガで、毎朝レッスンの終わりに先生が言ってくれる言葉。
初日に聞いたときは、泣きそうになった。
若いころから、いくつかヨガのレッスンを受けたたり、Youtubeでみたりしてたけれど、
この『慈悲の瞑想』というものは、今回初めて知った。
今日は、『慈悲の瞑想』を知って気づいた、ママワーカーとして大切にしたいマインドを書きました。
▶オンラインヨガをはじめてみた
この2024年7月から、新しくスタートしたことが2つあります。
一つは、末っ子の保育園。
もう一つが、オンラインヨガ。
末っ子を保育園に入れるかどうかは、ずっとずっと悩んでいたことでした。
彼は2歳。来年の4月には、幼稚園に就園させる予定です。
在宅フリーランスなので、子どもが家にいても仕事はできると言えばできるんですが、できないと言えばできない。
というか、まあ、できないよね。
昼間は集中したライティングは無理なので、細切れのタスクを非効率につないで、
納期前に徹夜する生活が続いていました。
ここだけの話、半年で7㎏くらい太ったのよ、ははは。
これは明らかに健康的じゃないな、フレイルだな、と危機感がありながら
見て見ぬふりしていたのは、ステレオタイプな自己犠牲母性の根性論でしょうか。
しかし、ありがたいことに仕事の依頼は増え、物価高騰にも嫌気がさしてきたところ。
罪悪感に蓋をして、保育園を決断しました。
決めたからにはちゃんと仕事するのはもちろん、自分の健康も管理しようと、同時にスタートさせたのが早朝のオンラインヨガです。
甘えないように、月3000円課金することにしました。
毎平日6:10~6:30、夫の行ってきますを聞き流しながらポージングしております。
▶慈悲の瞑想とは
そもそも、この『慈悲の瞑想』とは何ぞや。
シークレットモードで検索してみたところ、とあるオンラインヨガスクールのオウンドメディアで以下のように紹介されていました。
少し前から、マインドフルネス瞑想は見聞きしていました。
ほんの数分の瞑想で、気持ちをリセットできるので、忙しい合間にトライしていた。
どうやら、マインドフルネスくんとは縁があるようですね。
同サイトによると、慈悲の瞑想には
・共感力が高まる
・EQ(心の知能指数、自分の感情をコントロールして適切な行動をとる能力など)が高まる
・良好な人間関係を築きやすくなる
といった効果があるそうです。
確かに、言葉を唱えるだけで
自然に自分をゆるす、相手をゆるす気持ちになれる。
ギスギスした気分から、ふっと力が抜けるような感覚になれる。
自分の悩みなんて、ちっぽけだなと思える。
マインドフルネス瞑想や慈悲の瞑想、奥深くて表現しきれないので、
気になる方は、さっきのリンクから見てみてください。
いろいろみて、わかりやすくかみ砕いて説明されていたところから引用しています。
▶自分の幸せを願っていい、の衝撃
私が、おどろいてしまったのは、
「私が幸せでありますように」からはじまったからです。
最優先が、私の幸せでいいんですか。
……いいに決まってる、よね。
どうして、そんな当たり前のことに驚いてしまったんだろう。
私が幸せでなきゃ、でしょ。
だって
もし、私の大事な大事な子どもたちが、大人になって、
なにかに苦労して、曲がった自己犠牲精神から病気を招いていたら、
ちがうだろ!ってなりますよね。
あなたが幸せでいいんだよ!って、背中たたきたくなる。
生きとし生けるもの、母親から生まれてきたすべての生き物が、そうであって当たり前だもんね。
だから、「私が幸せでありますように」から始まっている。
それが、私の大切な人の幸せにつながる。
その当たり前に驚いてしまったってことは、もうカッコつけてただけってこと。ださ。
自分の幸せにちゃんとぶつかっていかねばと、気づかせてもらいました。
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いろんな体調管理の方法があるなかで、オンラインヨガを選んだのは
偶然です。
Instagramの発見欄で、ぱっと目に留まった、それまで全く知らなかったアカウント。
数日後に新期生募集しますと書かれていて、
時間帯もいいし、金額もいいし、
ヨシ、勢いでポチってやれ!
と、導かれるように始めた。
コース自体は、初心者向けのとーっても優しいヨガ。
7㎏も太ってしまった私の不健康を取り戻せるものではないので、
見直しは必要なのだけど、
先生の自然な方言でのレッスンと、さいごに唱えてもらえる慈悲の瞑想に出会えたことに、
感謝しています。
この考え方を知れただけで
もう、保育園なんて行っても行かなくてもどっちでもいい。
自分の大切な人を幸せにするために、自分の幸せ、ちゃんと考えます。
子どものため、家族のため、自分を犠牲にしがちな母親っていう役まわり。
自己実現のために働くことに罪悪感を感じていたけれど、
自分も大事にしていいよね、と気づかせてもらった話、でした。
最後までよんでいただき、ありがとうございました!