多分、フラットがいいんだろうな

気が向くと、私は尾道市へ気分転換に行く
長く続く階段を登ると、息切れがする
降りるときも足を取られるようで用心する

世間はポジティブが善、ネガティブが悪とされ
私はその真ん中のフラットがいい
道だって平坦がしんどくない

何事も、極端だと疲れ
灼熱の真夏と極寒の真冬に匹敵する

落ち込んだ人に
「ネガティブな時もあるよね」という
ポジティブな人なら「フラット」だと思う

ポジティブの更に上のスーパーポジティブは
本質が見えてない無神経さと自己啓発本の丸パクリ
1人でやっている分にはかまわない
よく見てると、引き寄せどころか
警戒されていることに気づいてない 

前向きな人が持つのは、穏やかさ
スーパーポジティブな人が持つ胡散臭さは
目が笑ってない、ニセモノの笑顔

どうして周りに布教して歩くんだろう
心の中で祈れないのだろう
他人の人間性を否定して得られる満足感は
根拠がない自信に満ちた万能感の現れか
神でも仏でもないのにね

それにしても
前向きな人は幸せそうに見えるのに
スーパーポジティブな人は
「感謝」の多用なのに薄幸そうなのは、なぜだろう

私に押し売りしなきゃ
他人のことだから、どうでもいいけど