私に足りないものは『教養』です


この歳になると未熟では済まなくなってきた
課題が多くて
取り返せるのはいつだろう

まず、教養とはなんだろうと考えた

「教養は
『身につく』という言い方をするでしょう
まさにその通りで
知識を披露するだけならそれは
『鼻につく』と言われるのが関の山です」

とは
東京大学名誉教授の養老孟司先生の言葉

学問や知識をしっかり身につけることだけではなく、心の豊かさも養う
結局、教養って備わってる物じゃなくて
身につけるもの

きちんとモノの本質や自分をわきまえていて
しかし
決してひけらかせたりしない

他者を貶めず
複雑なことをシンプルにでき
あらゆる分野に自分の意見を持ってる人

よって
義務教育でやってるのは実生活で役に立つ
『身に付けるべし教養』を含んでいると思う

恐ろしいのは
いざという時の
立ち振る舞いで品性だけではなく教養も判る

教養のある人は広い視野を持っているので
見ていて謙虚だと思う
しゃべりすぎず、自分を自慢しない
感情的にならず冷静でいられる
品格のある振る舞いが安心できる

相手の話をしっかり聞く姿勢や
相手の立場を尊重する心遣いが
ひしひしと感じる

頭が良くても、自分に酔わない
常に学び続ける人は
相手を嫌な気持ちにさせない

知識や経験を
自分と他者の幸せのために使えることを
教養がある人なのだと
私個人は思う

最後に教養の手本だと思う
タモリさんの赤塚不二夫先生に贈った弔辞
を紹介し、今日は終わります