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【自分で考え、動ける防災のために ~もしもの想定を、それぞれの頭の中でシュミレーション】

「危機感を持って防災訓練に向き合ってはいるが、

 どこかでマンネリ化してきているところがあるかもしれない…。」

~ということで、焼津のさくら保育園さんにて園内研修

「いのちを『支える』防災コミュニケーション」を担当させていただきました。

毎月の防災訓練、意識はしていても…

どうしても、日々の中で意識がゆるんでいってしまう。

南海トラフ地震の臨時情報が出ても…

解除になると、いつもの日常に戻ってしまう。

けれども…じつはエリア的にも

津波や河川氾濫時の影響など、考えておく必要があります。

大川小学校での学びを踏まえて

みなさんに「できれば想像したくない事態」について

想定シュミレーションを書き出していただき、

グループで深めていく中で

「そうだ、自分たちが考えて動かなくちゃいけないんだ」

…と、灯がともったみなさん。

「こういう場合は、どこへ逃げたらいいんでしょう?」

「高さ的にはこちらが高いけれども、海に向かうことになってしまう…。」

~と、終了後も脳内シュミレーションが続いておりました。

「なんとなく気になりながらも、

 どこか人ごとのような部分があったかもしれません」

「いろいろな想定で、訓練をやってみたいです。」

「子どもたちと一緒に、何ができるのか考えてみます」

こうして、スイッチの入ったみなさんが

さまざまな想定を踏まえつつ

声を掛け合い、備えをしていけることが大切ですね。

一人一人が提案し、

気になっていることをテーブルにあげられる

防災コミュニケーションのきっかけになれば幸いです。