梅エキスで免疫力アップ

人には病気にかかりやすい人とかかりにくい人がいます。

そこには「免疫力」が深く関わっているのです。

免疫力とは人の体に本来備わっている自己防御反応で、体内に侵入してきた異物と戦う力のことを示します。免疫力は、年齢と共に低下していきますが、ストレスや冷え、疲労なども免疫力の低下の原因になることがわかっています。

免疫力と梅エキスの関係

マクロファージを始めとする免疫細胞。体内にウイルスなどの異物が侵入してきたとき、それらを排除する働きがあり、正常に働いていないと、細菌やウイルスに感染しやすくなります。かえって免疫細胞が過剰に働きすぎると、正常な細胞を傷つけ自己免疫疾患やアレルギーを引き起こすことになります。

三重大学の研究によると、梅エキスには、マクロファージを活性化させ、より効率よく異物を排除することで免疫機能を高める作用があることが確認されています。

さらに近年、免疫細胞の70%が腸管でうまれることが分かっており、腸内環境と免疫力には関係性があることが知られるようになりました。梅エキスに含まれる有機酸には腸の蠕動運動を整えることも確認されています。腸管の機能を整えることは、免疫力を高めることにつながります。

免疫機能が正常に維持され、それぞれの免疫細胞がしっかり働くということは私たちの健康に大切なことです。毎日の梅エキスで免疫力を高め、健やかにお過ごしください。

梅エキスの様々な効能

●血流改善
「ムメフラール」「クエン酸」には、血液の流動性を高める働きがあります。

● 血圧安定
血流が改善することにより、血管内抵抗が下がり血圧が安定します。

● ウイルス感染予防
「ムメフラール」がのどの粘膜を保護し、ウイルスの感染を予防します。また唾液を出すことで口腔内の乾燥を防ぎ、感染症予防にも効果的です。

● 疲労回復
「クエン酸」は疲労物質である乳酸の代謝に有効です。体内の巡りを円滑に回すことで、疲労物質の蓄積を防ぎ、エネルギーの生産を効率よくします。

急激に温度が上がると体調を崩す人が多い夏。自身の体調管理に気を付けながら、梅エキスを毎日飲んで、梅の効果を実感しましょう。