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面接に行ったら面接でもなんでもなかった話

あけましておめでとうございます!

わあほりまんです。

今日は面接に行ったら面接でもなんでもなかった話。

自分が情けないけれど優しい人に出会えた話。

つい先日面接がありました。

応募した会社からはどうやらSMSでメッセージが送られてくる場合もあるようです。

「明日◯~△時には職場にいるけど、何時にこれる?。」

大晦日の話です。クリスマスはどこの店も閉まっていたというのに、大晦日には面接もやってくれるのか。

何やら不思議な気持ちです。

逆じゃないの?そしてクリスマスは店を開けてくれませんか?とわがままなお願いをしてみたり。

日本ではクリスマスこそ売上時と言わんばかり、どこも開いています。祝日でも働いてくれている方に感謝しなければ。まあそれは置いといて。

どなたの電話番号か確認しようと思ったところ、なんと求人サイトの対象欄には応募先の電話番号が書かれていないところでした。

あれ?これではどこの企業か分からない…。まあどれだけ待っても連絡がないことはざらなので、メッセージがきただけでもよしとするか!と気を取り直して返信します。

「明日◇時に行きます。住所を教えていただけませんか。」

住所がSMSで送られてきて、家から少し近くてラッキーでした。

そうだ。面接決まったのはいいけれどCV(日本でいう履歴書)印刷してない!NZの銀行口座開設もまだだ!(とりあえずWISEの口座でもいけるか確認)

準備不足も甚だしいです。

まず印刷しなければ!どこで印刷できるのか調べると、特定の居場所が出てきます。

Warehouse Stationary とか。図書館とか。

歩くには遠いな…。普段運動してないからいいや!歩いちゃえ。

と思って向かったのはいいのですが、片道1時間半。

日頃運動していないので、30分くらい歩いてへとへと。アホすぎる。

結局道中飲み物とか買ったりして、じゃあ最初からそのお金でバスに乗ればよかったやん!心の中の理性がうるさい。

早く足を確保しなければと思ったのでした。(車とか、自転車とか。スケボーがボクシングデイで安かったので検討中)

そうしてまず図書館へ。日本の漫画が結構の数置かれていてちょっと興奮。ジョジョとか。

カードを作られたのは良かったものの、印刷のためのログインしようと思ったらできないぞ?あれ?

多分住所証明がまだ通っていないからと一人合点し、図書館を後にしました。印刷のためだけに図書館に行くのもなんだかなあと思いつつ、雰囲気を味わえたのでよしとします。

続いてWareHouse Stationaryへ。WareHouseは日本でいうドンキみたいな感じでしょうか。すいません、適当に言いました。

雰囲気はホームセンターに近いです。というか、ホームセンターです。

ちょっと格安なのかな。

その系列店のWareHouse Stationary。

コピー機を見つけました。アカウント(OneDriveやDropBox)にログインして、印刷の準備。公共端末なので自分のアカウントで入ることに若干の抵抗はありましたが、背に腹は代えられない。

そして印刷へ。しかしなぜか印刷できず。クソオ、Word印刷できない…。PDFに変えないと。変えてフォルダに入れたはいいものの、クラウドの反映が遅いよ~。

その時には面接までの時間が迫っていました。印刷は諦めます。
最悪ですが間に合わないほうがよくないので、写真に撮ってあるCVを代用します。

平謝りものです。普通だったらまず面接は受からないでしょう。CVがないなどとはありえない!

しかし自分の落ち度であるので仕方がありません。次に活かします。

そして面接会場へ。土砂降りの中、折りたたみ傘を風におられながらもたどり着きました。

どうやらここらしい。

少しすると暗い建物の中から、休日のサンタさんみたいな方が出てきました。

面接できましたと伝えます。すると、相手は戸惑いの表情を見せます。

なんで?ワイ?わい

話が伝わらなかったので、SMSのやり取りを見せるとこの番号は私のものだと言っています。

すると、建物の奥に見える様子、タイヤやチューブなどが見えていて、数日前に自転車修理屋に電話したことが私の頭の中をスッとよぎりました。

壊れた自転車を修理してもらおうと、自転車屋に電話したことを…。

そしてその該当の自転車修理屋の電話番号を見てみます。

電話番号がまさにそれ。私が勝手に面接と思い込んでいただけで、自転車修理屋さんの電話番号だったのです。

その後ニコニコしながら、「すいません。私の勘違いでした。」

と伝えると、サンタさんはオッケーオッケーと寛容でした。

その後少しばかり建物の見学をさせてくれ、自転車の修理屋だよと教えてくれました。

修理したかったら来てね。ハッピーニューイヤーと。
そして握手。

私もハッピーニューイヤーと返し、帰路につきました。

以上が事の顛末です。

全て私の勘違いだったわけですが、優しいサンタさんに出会えたのでちょっと遅れたクリスマス気分。

自転車が壊れたら、彼のところに持っていこうと思います。

私のどうしようもない話を、ここまで読んでくださりありがとうございました。

今年もこけながらその度起き上がって頑張っていきたいと思います。

読んでくださった方の一年が良いものになりますように。

それでは!


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