【読書記録】『下り坂のニッポンの幸福論』
▼日本の代表的論客である思想家の内田氏と映画作家の想田氏の対話の記録。▼コロナ禍で日本社会が大きく変化する中で、これまでのように「成長」だけを追い求める「直進する時間」の使い方には無理が生じていると指摘し、昔のように自然の流れにあわせて生きる「循環する時間」を大切する生き方にシフトすることを読者に薦める。▼ 一貫して、身体の感覚に正直であることと、無理のない生き方への転換を提案しており、読んでホッとした。▼そして、自分の価値観や幸福観について、深く見つめ直していきたいと感じた。
内田樹、想田和弘著『下り坂のニッポンの幸福論(青幻舎)』https://amzn.asia/d/4MtB5d4
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