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Naninovel(Unityノベルゲームアセット)でLive2dキャラを動かしてみた手順


Live2d側(Cubism)編の準備Step1.Step2はこちら↓の記事と同じ。本記事はUnity側設定のStep3から解説。

準備
Cubism SDK for UnityをLive2d公式から最新版ダウロード
Naninovel's Live2D extension packageをNaninovel公式から最新版ダウロード記事化の時点ではそれぞれ
CubismSdkForUnity-4-r.2.unitypackage
NaninovelLive2D.unitypackage
制作環境
Win10 + Unity 2019.4.22f1 (64-bit) +Naninovel v1.15

Unity編


Step.3 Unity "2D" のプロジェクトを新規作成

Step.4 Cubism SDK for Unityをプロジェクトにインポート
 Assets -> Import Package -> Custom Package
 ダウンロード済みのCubismSdkForUnity-4-r.2.unitypackageを選択

Step.5  Naninovel's Live2D extension package をプロジェクトにインポート
 Assets -> Import Package -> Custom Package
 ダウンロード済みのNaninovelLive2D.unitypackageを選択

Step.6 Live2dモデルとモーションをインポート
 Step1.2で生成したファイル群すべてをUnityプロジェクト上任意のフォルダにドラッグ&ドロップすると自動でUnity用のプレハブやアニメーションクリップに変換される※**.prefabs や **.anim など 

Step.7 Live2dキャラのプレハブの設定
インポートされたlive2dプレハブのルートのインスペクタウィンドウからAdd Componentをクリック
・Live 2d Controllerを追加(Naninovelキャラ登録のため)
・Render Canvasを追加(※描画範囲をDefaultから変更したい場合のみ)

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※Live2dモデルの視線などをマウスカーソルに追従する必要ない人は以上でOK。追従したい人Cubism-Look-Controller関連のパラメータも設定する。公式動画参照。

Step.8 アニメーションの登録
①適当な場所で右クリックCreateからAnimatorControllerを作成
②Animatorのウィンドウに追加したい各モーション(.anim)をドラックドロップして追加
③各モーション(表情差分等)のParameter(型はTrigger)を追加
④遷移矢印はAnyStateからつなげる。遷移条件追加のためConditionsに③で登録したParameterを登録

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Step.9 登録したアニメーションをLive2dプレハブに紐付けるLive2dプレハブのanimatorコンポーネントの中に作成したアニメーションStateをドラック&ドロップ

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Step.10 NaninovelConfigurationにLive2dキャラを登録CharactersのImplementationをNaninovel.Live2DCharacterに変更
Live2dキャラのプレハブをResouceに追加

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Step.11 Naninovelスクリプト(.nani)からの呼び出し

@char "キャラ名"."Parameter"
で呼び出し可能

例えば
@char Leiss
でデフォルトのモーションを呼び出し
@char Leiss.Angry
で怒りモーションを呼び出し


実際にNaninovelでLive2Dを動かしたブラウザノベルゲームがこちら
プレイ時間約1分なので興味あれば気軽に遊んでみてください。



参考リンク
動画で全体の流れを細かく見たい人は公式の動画を参照ください。
Naninovel - Live2D Guide


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