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【食欲の秋】七兵衛そば 山形県大石田町

山形県大石田町の次年子地区
街中から離れ、自然豊かなのどかな山間の集落に多くの車が停まっている。

皆の目的はそう、蕎麦である。

それも蕎麦の食べ放題が味わえる店なのである。

そんなお店の名は「七兵衛そば」

山形県では知らない人はいないと言っても過言ではない大石田の名物蕎麦屋である。

お店は11時で開店だが、開店前に多くの客が店の前に立って、整理券を入手している。
筆者は当日10時半に到着したが、整理券はすでに25番。
こうなるともはや1番は何時に来ていたのか気になるくらいである。

人が写らないように写真を撮ったが、店の前には行列ができていた。

周辺には何もないため、車での待機を余儀なくされるが、25番の札で11時45分に席に着くことができたことは情報として入れておきたい。

席に着くと出迎えてくれるのが、粋な突き出しである。
きくらげ、こんぶ、わらびと通にはたまらない逸品たちである。

左からキクラゲ、昆布、わらび

しかし、熟練者はこの時点ではまだ食べない。

七兵衛そばは食べ放題なのである。

すばらしい突き出しであるが、突き出しで腹が満たされてしまえば、本来の目的である蕎麦をたくさん食べられないので我慢する。

そして、少し待って運ばれてきたのがこのお蕎麦である。
このお蕎麦を大根おろしが入ったつけ汁に浸して食べるのが七兵衛そばの醍醐味である。

そして蕎麦が到着!
ひきたて、打ちたて、茹でたて野3タテの蕎麦

いざ、実食!
蕎麦は少し歯ごたえがあり、風味が強く、大根のつけ汁にマッチしていて、とても美味しい。
箸が止まらない。

そうこうしている内に蕎麦がどんどん運ばれてくる。
3杯は食べたいところ。。。

食べ放題というのを加味してもすごく美味しいのだが、2杯目からは段々きつくなる。。。

それでも口いっぱいに蕎麦を頬張って堪能していく。

結果から言えば、2.8杯程度でギブアップ。

隣の奥様には
「大の男は4杯は食べないと駄目よ。」
と諭されてしまった。

無念。
返す言葉もない。。。

蕎麦を食べ終わったら、きくらげとこんぶとわらびを堪能。
3つとも食感、塩味がちょうどよくお茶うけに最高である。

蕎麦も美味しい、突き出しも堪らない。
そして食べ放題というエンターテイメントも人を引き付ける魅力なのだろう。
美味しい蕎麦を懸命にほおばる、そんな料理が味わえるのはこの「七兵衛そば」だけである。

山形県に観光で訪れたいと思う方がいれば、ぜひ七兵衛そばを食べにきてほしい。

七兵衛そば
山形県北村山郡大石田町次年子266

#ご当地グルメ

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