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農地を農地として守り続けること。

梅の収穫が終わり、そろそろ本格的な夏がやってくる。

そうすると、草刈りと嫌でも向き合わなければならなくなる。そして剪定も始まる。一昨日刈ったはずの畑にまた青々している草が顔を出しているのを見るとがっかりする。

とはいえ、除草剤は使いたくないので、機械をうまく使って草刈りを行っている。除草剤は楽だ。あっという間に枯れ野原だ。ただ、本当に農耕地用であっても影響がゼロだとは思えなくて、私は自分で刈ると決めている。

草を気にして畑を太陽光等に売ってしまう人も増えた。苦にするくらいならば、人に譲渡してしまった方が気が楽になるからだ。気持ちはわかる。ただ、この場所が太陽光だらけになってしまったら大変なことになる。

使っていない場所がどんどん増える。それを片っ端から借りていったら私自身、自分の首をしめるようなものだからそこまで出来ない。けれど、この場所の情景を守るために1年後、2年後、来るであろう、引退の波を今から考えておかなければ一気に空き地が増えてどんどん荒廃してしまう。

草刈りが間に合わなければ、シルバーさんを頼んで、一気に片を付け、収穫はボランティアや援農を使って一気にもぐ。

色々と策を練りながら、この場所の梅を守っていかなければならない。

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