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晴れた日に

「こんな晴れた天気のせいかもしれませんが、この空の下で生きていきたいと思いました」

そう言った、新規就農希望者の言葉を思い出した日でした。

今日は地域で秋間梅林に関わってくれている人と打ち合わせをしました。私が決まって打ち合わせをする時は、頭の中を整理することが多いです。

以前の勤務先で                          「君は人に相談を持ちかけていくけど、解決策を導いてほしいわけでは無く、それを求めてもおらず、ただ、自分の頭の中を整理するために言葉を吐き出す必要があって、話をしているよね」              と、言われました。

そう言われると、その通りかもしれないと思い、これは良いことなのか?悪いことなのか?迷惑をかけてしまっているのか?悩みました。

みなさんはどうやって頭の中を整理しているのでしょう。悩みまくった日は私はひたすら、今の自分の感情を言葉にして、やりたいことを言葉にして、相手の反応を待ちます。今までの自分や、やってきたことを知っている人にしか相談しないからかもしれませんし、自分が守ってきた「軸」を知っているからかもしれませんが、その都度、相手が私のブレそうになっている「軸」を修正するように指摘してくれます。

今日は色々とやりたいことを伝えた結果、相手から帰ってきた言葉が、  「梅が適正価格で取引されるようになり、梅は儲かるということを証明する仕組みを作ることが1番ですよね」だった。

そうだった。そうだった。本当にいつもブレがちになる地域への理想。  ここでは何が必要なのかというと、梅農家が儲かり、梅って儲かるじゃん!と気付いた人が増え、梅を育てる人が増えること。その仕組みを作ること。なによりも大切にしていかなくてはいけないことは、

「梅を育てる人を育てること」

梅は儲かるんだ。こうやれば儲かるんだ。そういうモデルケース、サイクルをこの秋間梅林で作り上げる事が今の私の夢です。

10年後の秋間梅林に1人でも多く梅農家を、梅の農業者を増やせるように、2021年3月、起業したいと思います。



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