【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】石川さゆりの能登半島をカラオケで歌うと1円寄附されるってホント?
先日、久しぶりにカラオケに行った際、友人から「石川さゆりの『能登半島』を歌うと1円が寄附されるらしいよ」と言われ、はりきって歌ってみました。なんだか素敵な取り組みだなと思いつつ、その真偽を確かめたところ、どうやら本当に一時期、カラオケで歌うと1円寄附されるプロジェクトがあったことが分かりました。ただし、残念ながらその取り組みは期間限定で、すでに終了しているとのことでした。
カラオケで復興支援「今こそ日本の歌力」
この寄附プロジェクトは、全国カラオケ事業者協会が能登半島地震の被災地支援のために行ったもので、「カラオケで応援しよう~今こそ日本の歌力(うたぢから)~」という名前で実施されていました。プロジェクト期間は、2024年6月1日から7月31日までの2か月間。カラオケの選曲タブレット端末に特設バナーが設けられ、そこから「復興応援課題曲」の中の10曲を選んで歌うことで、1曲ごとに1円が被災地に寄附される仕組みになっていたのです。
寄附された曲数と義援金
このプロジェクトで歌われた楽曲数は合計836,925曲。その数に1円を乗じた836,925円が、能登半島地震の復興支援の義援金として寄贈されました。石川県庁で行われた寄贈式では、全国カラオケ事業者協会の南祐史理事が石川県出納室の中村一弥室長に目録を贈呈し、この取り組みが多くの人々によって支えられたことが伝えられました。
期間限定だった復興支援
残念ながら、私がカラオケで「能登半島」を歌った時には、すでにこのプロジェクトは終了していましたが、このような復興支援の取り組みは一時的なものでも、大きな影響を与えることがあります。テレビ金沢を通じて報じられたこの取り組みは、多くのカラオケ愛好者にとって、歌を通じて支援できる素晴らしい機会だったと思います。
復興支援はこれからも続けていくべき
今回のプロジェクトは終わってしまいましたが、能登半島地震やその後の豪雨被害など、復興にはまだまだ時間がかかる状況です。私たちも、今後もさまざまな形で被災地支援を続けていくことが大切です。音楽やカラオケがその手助けとなる機会があれば、積極的に参加したいと感じました。