
よい金縛り、わるい金縛り②
(よい金縛り、わるい金縛り①からの続きです。)
と、このような金縛りの実態があると思いますが、その原因は他にもあると思いますので、自分の体験と人から聞いたものものを含めて簡単にまとめて見たいと思います。
〈金縛りの原因〉
① 死霊
すでに上に記載していますが、自分に憑いている死霊、空間にいる死霊によって金縛りが起こる。霊の通り道となっている場所に寝ていると、やはり金縛りに合う頻度は高いようです。
② ご先祖様
死んだ方の霊という点では、①の死霊に含められますが、ご先祖様や生前ご縁のあった方の霊が金縛りを引き起こすことがあリます。いわゆる「〜が枕元に立った」というものでしょうか。この場合は、親戚のなかで感覚が敏感な方や見えないエネルギーを感知するセンスのある方に立ちやすいようです。何か伝えたいことがあるなど目的を持って引き起こしている場合があります。
③ 守護存在、スピリチュアルガイド、ハイヤーセルフ
守護霊、守護仏、守護神など自分を守護している存在が、あなたにスピリチュアルな体験をさせるために引き起こしているケースがあります。自分が生きている現実世界、物理的な世界だけでなく、見えない世界というものが存在することを
まずは知らせるための入口としての体験かもしれません。単純な金縛りだけでなく、耳鳴りや光が見えるなどの現象が伴うこともあります。
④ ご神仏など
死霊による影響、ご先祖様からのメッセージ、守護存在によるメッセージとは少し異なっているものとして、神様仏様によって、エネルギーをチャージされたり、回復を促してくれたり、あるいは次のステージへ進むためにエネルギーの入れ替えを行なってもらっている場合があります。この場合も肉体としては金縛りとして経験されます。
⑤ 肉体疲労
これはスピリチュアルな原因ではありません。体がとても疲れているけれど、脳は活性化しているという状態です。日中に激しい運動をして、肉体は休息を欲しているものの、脳は休めていないで目が覚めてしまっている。この原因もあるでしょう。
といったように、一口に金縛りと言っても、いくつかの種類あり、原因も異なるものがあります。金縛りを体験されたことがある方は、ご自身がどの種類・原因だったか、当てはまるものがあるかもしれません。
個別のケースによって何がよくて何がわるいのかは、一言では言い切れないかもしれませんが、少なくとも①死霊による金縛りはよいものとは言えないでしょう。
一方で、③守護存在などや④ご神仏などによる金縛りは、どちらかと言えばよい方に入ると思います。②ご先祖さまによる金縛りは、人それぞれの状況により、また、メッセージによってよいものであったりそうでないものも中にはあるでしょう。
この金縛りですが、ご自身の意識次第で、基本的には解くことができるものです。寝ていたのに起きたら急に体が動かないとなると、少し動揺したり焦ったりするものですが、少しじっとして心を落ち着けて、「体よ動け」と命令すれば、徐々に体が動かせるようになって解けるはずです。
ただ、その場はそれで体が動かせるようになりますが、もし頻繁に金縛りが続くようであれば、その原因を特定した上で、除霊や見えない存在からのメッセージを確認する等、できる方に依頼して対応するのが望ましいように思います。