大人2人旅、海で過ごす休日に持っていくものリスト
2025年、海はじめ。
今年1つ目の旅行は、たびたび訪れている海沿いの小さなリゾートに行くことになった。
都会から車で3時間ほどのこの街は、いつ来てもちょっとした天国のよう。太陽はいっそう眩しく輝いていて、溢れんばかりに南国の花が咲いている。
そしてもちろん、青い海。
透明できらきらしている水面を見て気持ちが高まる。やっぱりこの夏もここに来て良かった。
こんな風に週末を使って旅に出るときは、なるだけ荷物も少なく身軽に出かける。
2泊3日くらいまでなら全部大きめのロンシャンにに詰め込んで。
ビーチ用品は両親がクルーズ土産にくれたナップザックに。マリン感があってお気に入り。
手前のストールはカンガというもの。よくラティーナ(ラテンの女性)たちが水着の上から腰に巻いたり、砂浜に寝そべったりするときに使っている。
素材がやわらかくて肌触りが良いし、薄手なので濡れてもすぐに乾く。1枚あるといろいろ使えて便利なので、海に行く時はいつも一緒に。
日傘は日本でしか使ってこなかったのだけれど、たまたま海の直前に顔の日焼け止めが使えなくなるという不運な敏感肌を発動してしまい、せめてもの抵抗として持参した。
ラテンの人々は日焼けを気にするどころか水着の面積を最小限にしてまで(!)太陽を楽しむ気質。日傘すら浮いてしまうのではと思っていたけれど、今回はなんとかセーフ。
それから虫除け。これまた虫除け必須な国でディートにかぶれるという不運な敏感肌を発動したため、ロンドンの薬局で購入してきたディートフリーのもの。特に刺されたりもしていないので、頑張ってくれているのだと思う。
帽子、Tシャツ、ビーチサンダルも持って行こう。サンダルはもちろんhavaianasで。
最後に、読みかけの本を忘れずに。
好きな本を砂浜に持っていって、寝たり読んだり。
生きているといろんなことがあるけれど、古代の哲学者たちにも私と同じような悩みがあったのだなとこの本を読みながら気がついたりして。
本の中で古代ローマの哲学者と問答してみるのもいいし、本を閉じて底抜けに陽気なラテンの空気を感じるのもいい。
旅先での読書はいつもよりもちょっと特別だ。
そして、海を楽しんだあとは最高のロケーションで最高の郷土料理を。
1泊2日の旅はあっという間だけれど、好きなときに好きなことをして、おいしいものを食べれば心が満たされる。
楽しそうにこれから海に向かう人たちを羨ましく思いながら、またきっと来るねという気持ちで帰路についた、大人の週末旅でした。
秘境から大都市まで、訪れた国の旅行記を書いています。良かったらこちらもどうぞ。