間違いのメカニズムを分析し説明する力
今日の出来事
間違いのメカニズムを分析し説明する力
補足(それは自分にとってどんな意味がある?)
業務上、海外にモノを発送することがある。
その際、輸出先の国名をWEB上で登録しないといけないのだが、
「スペインとサイパンが間違いやすいので注意してください」と言われたことがある。
英語のスペルにすると「SPAIN」と「SAIPAN」。
確かに間違えやすそう。
で、注意して入力してたのだが、
ある日、まんまとスペインとサイパンを間違えた。
わかってたのに、どうしてだろう?
まあ、うっかりミス以外のなにものでもないのだが。
そうか!(気づいたことは何?)
だいぶ後になって気づいたのだが、
アルファベット順に並んでいる国名で、
「S」のグループを探すと、「SAIPAN」が「SPAIN」よりも先に出てくる。
で、「SAIPAN」を見つけた瞬間、とっさに「スペインだ、あったあった」とエンターキーを押してしまうのが、
この間違いのメカニズムなわけだ。
つまり「スペインとサイパンが間違いやすい」というより、
「スペインを探していると、サイパンが先に出てくるので注意してください」
と伝えると、間違いをより防ぎやすくということになるだろう。
やってみよう!(自分ならどうする?)
「注意してください」だけではなく、
「どう注意するのか?」「今まで間違ってた人は、なぜ間違うのか?」
まで説明するように注意しよう
参考:『1行書くだけ日記 』伊藤羊一