お笑いを見て冬に気づく日
私、ここのところ気持ちが忙しくて大切なことを忘れていました。
頬に当たる風の冷たさでもインフルエンザの予防接種のお知らせでも二十四節気でもなく、youtubeに上げられるM-1公式の3回戦動画で冬の訪れを感じるタイプの人間だったってことをね…!
(今日はお笑いの話です。読書の話、出てきません。)
毎年この時期になると一気にお笑い熱があがります。ライブ行きたくなるなぁ。
前から注目していたコンビが今年も3回戦を突破していたのでつい嬉しくなっちゃいました。
ちょっとだけびっくりしたのが、私が初めて彼らを見た2年前よりも明らかに「進化」しているのです。恐ろしい男たちですよ。
「な~にをド素人が上から目線でお笑いを偉そうに語りやがって!」と思うかもしれませんが、聞いてください。
あくまで個人の感想ですが、以前よりもお客さんの反応やyoutubeでのコメントが明らかに好意的なんです。
簡単にですが、コンビ名は明かさずに、私なりの考えを書いてみたいと思います。
①芸歴を重ねるにつれ、経験値があがった。
→漫才の技術が、経験と共に磨かれていった。
②笑いのターゲットとなる層が広がった。
→強すぎるキャラ付けをしないことで、見る側が受け入れ易い言葉選びやネタをするようになった(言葉選びやネタ作りに関しては多様性やコンプライアンス的なことも影響しているかもしれません)。
③自分たちの見せ方を使い分けるようになった。
→舞台では見せない部分(平たく言うと地上波では出来ない話)をラジオで炸裂させていて、ラジオから入ったファンが増えた。
ほんと、偉そうに書き連ねてしまってすみません。
けど、これって、noteでも同じ事が言えるのではないかなぁ・・・?と思ったのですよ。
私自身、今年の4月からnoteを書くようになって「何のネタを書こうか?」「何を伝えたいか?」「どうしたらもっと文章が上手になるのか?」と考える時間が結構ありました。
先ほどの考えをnoteについて置き換えて書くと、こうなります。
①とにかく書いて経験値をあげる。
→自分なりに書けた!と思う記事以外にも、納得のいかないものや中途半端に思える記事も、恥ずかしがらずに投稿してみる。noteのお題に参加する用の記事をむりやりでもいいから書いてみる。ハッシュタグから創作のヒントをもらう。
②読者層を広げる努力をする。
→自分の思いや意見を一方的に押しつけない。ニッチな話題に走りすぎない。自分語りをしすぎない(これについてはバランスが難しいと思っています、自分語りが面白い記事もnoteにはたくさんあると思うので!)。
私はライターや作家としての経験、ましてや受賞歴などはなく、書くことが好きなだけの一般人なので「読書記録」という形を使って自分の体験や気持ちを文章に織り込むことにトライしていますが、そろそろ読書記録という形以外のエッセイも広げられたらなぁと。
③noteはnote、公募は公募。
→実際に公募に2件応募してみて感じたことですが、noteの記事に使う筋肉と公募に出すエッセイに使う筋肉は全然違うと思いました。
公募に挑戦してみて良かったことは、上記の「noteはnote、公募は公募」の考え方に気づけたことです。もちろん、どちらが上でどちらが下、とか、そういう意味ではないです!
文章力や構成力があることに越したことはないと思いますが「与えられた額縁に適切な大きさの絵を描く力が必要」という感じでしょうか。媒体によって、自分の見せ方や伝えたいことが違うんだなぁと思いました。多分、文章を書くのが得意な人は自然に出来ているんでしょうけどね。
M-1の話から、なぜかnoteについて思うことの話になってしまいました。
今年はnote始めたてで「さて、どうしようかしら~」と考えた1年でした(そもそも他のSNSは一切やっていないので余計に)。
いろんな方のnoteについての考え方の記事を読ませていただきました。ありがとうございます。
私も冒頭のお笑いコンビのお二人に負けず、引き続き2年、3年と「進化」していけるように、書き続けて自分の気づきを増やしていきたいなぁと思います。
…と、唐突にオチまで持っていってしまったのですが、漫才のように綺麗にオチませんでしたね。文章のオチの弱さも今後の課題です。
引き続き見守っていただけたら嬉しいです。