上手くいかないときこそ、自分に問いかけよう【スランプを乗り越えるには】
こんにちは。音声プラットフォーム「Voicy」のメディアチームで、パーソナリティサクセスをしている林絵里香です。
4月の最終日。今月まだ仕事についてのnoteを書いてないじゃんか!と思い、机に向かってこれを書いています。(深夜3時)
誰かがこのnoteを待っているわけではないのですが、実はこの2ヶ月、月に1つ、仕事にまつわるnoteを書いていたんです。2ヶ月続いてるなら、3ヶ月目も更新したいじゃないですか。書きたいと思うことは溜まっているわけで。
「じゃあ、書かない選択肢ってあるんだっけ?」と、脳内上司に詰められたので、机に向かってこれを書いています。(再)
今回のテーマは、スランプを乗り越えるためにやったこと。仕事で停滞期に入っている方、キャリアで悩んでいる方の役に立てばと思います。
会社に貢献できているのか?スランプだった2022年
冒頭でも書いたとおり、私は「Voicy」という音声プラットフォームで、配信者のサクセス業務をしています。2019年12月に入社し、4年目に入りました。
これまでのキャリアと、Voicyでやってきたことに関してはこちらのnoteをお読みください。
キャリアのなかで、2年も同じ会社で働いたことのなかった私。ある種、会社を転々とすることで気分転換をしていた節がありました。
Voicyに入る前は、同じ会社に長くいたらどこかのタイミングで、仕事へのモチベーションが下がってしまうのではないか、と考えていました。
実際、昨年は結果が出なくて手応えが感じられず、「会社に貢献できているんだろうか……?」と思うことも多々ありました。自分が会社にいる意味ってなんだろうと、悶々とした日々を過ごしていました。
こういうことって働いていたら、誰しもが感じたことがあるのではないでしょうか。
不調のなかで出会った、人生の先輩の言葉
そんなわけで、調子が上がらない日々を送っていたのですが、最近、その壁を超えられた気がするんです。仕事をしていて過度に落ち込んだり不安に思うことが減ってきたんですよね。
どうしてでしょうか?
理由はいくつかあると思っているのですが、一番大きいのは、自分がやりたいことを見つめ直したことだと思っています。
ただ決して、時間をとって「自分を見つめ直すぞ🔥」と思ってやったわけでなくて。
私の場合は、たまたま書店で見つけた、大崎洋さんの『居場所。ひとりぼっちの自分を好きになる12の「しないこと」』を、読んだことがきっかけでした。
大崎さんといえば、ダウンタウンの初代マネージャーで、現在は吉本興業の会長を務められている方です。
本書には、大崎さんご自身が自分や誰かの居場所をつくるためにやってきたことや考え方が、経験談を交えて語られています。
プロローグのなかで、こんな一節がありました。
これを読んだときに、「私の仕事も居場所をつくることなのかもしれない」と思ったんです。
パーソナリティサクセスとは、“声”で活躍する人を増やす仕事です。
ここで言う「活躍」とは、Voicyでの発信が何らかの収益につながったり、コミュニティが生まれて応援するファンリスナーが増えて、パーソナリティが成長していくことを指しています。
よくVoicyでは「声が仕事になる」という言葉を使いますが、これって、要はパーソナリティの居場所をつくることとも言えますよね。
この言葉に触れたときに、うちらってめっちゃいいことしてるじゃん!!!って思ったんですよね。
そして、改めて言葉にするって大事だなとも。私も、今やっていることややりたいことをもっと言語化してみようと思いました。
人生をどう使う?自分に問うてみた
「私がやりたいことって何なんだろう?」を考えるあたり、以下の3つの観点で整理しました。
この作業については、伊藤羊一さんの『FREE,FLAT,FUN』の「Chapter1 自分を導く」の章に書かれている内容を参考にしました。
そうして考えた、私がやりたいこと。それは「みんながお互いを認め合い、そのうえで生きやすい社会をつくること」。
そのために、私は「表現者(クリエイターやアーティストなど)が生きやすい環境をつくったり、人と人とがなめらかに繋がれるような役割を果たすんだ!」という想いに至りました。
私はもともと音楽やファッションが好きで、そういったものを生み出す表現者の方々なしに、いまの自分は存在していないと思っています。そんな私にとっては、これはとても大切な問題で、かつ、自分が人生を通してやりたいことなんだと気づけました。
この生涯を通してやりたいことが定まったことで、そのためには目の前のことをとにかくやっていかないと!という気持ちが芽生えてきました。
もっとできる。もっと良くできる。
そう考えてみて初めて、Voicyでやっていることが自分のやりたいことに直結していると、気づくことができました。
Voicyでは、パーソナリティが発信することでリスナーがパーソナリティのビジョンが深く理解し、それに共感したリスナーがパーソナリティの活動を応援するという文化ができています。
Voicyだからこそ、発信できることがある。繋がれる人たちがいる。
「だから、パーソナリティさんはVoicyを使い続けてくれているんだ」と、自分の頭の中でいろんなことがちゃんと繋がったのです。
そんなプラットフォームがあるって、贔屓目なしにすごく尊いことだと思いませんか。自分が働いている会社ということもあるけど、私はめっちゃ尊いことだなと思ったんです。
やっぱりVoicyって、なくなっちゃダメなんだな。もっと大きいサービスにして、もっともっと多くの人に使ってもらえるようにしたいと改めて思うことができました。
自分にできることは山ほどあるし、今まで以上に「もっとできる」し、「もっとよくできる」と思えるようになりました。
こんなこと、わざわざnoteで発表する必要もないですよね。でも、新たな気持ちでやっていこう!と思ったので、あえて今日はこんなことを書いてみました。
少し前の私のように、スランプ気味の人がこれを読んでいたら、ぜひ一度、自分のやりたいことの整理をおすすめしたいです!
私自身、自分のこれまでを振り返ったことで、自分がやってきたことや忘れていた経験を思い出せました。そして、それらがいまの自分に繋がっているんだということにも、気づけました。
いまの自分が、なんでココにいるのかを再認識するきっかけになると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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