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1月26日 父と私、そして本。

高校生のときは本屋で、専門学校時代はブックオフで、バイトしてたことがあるくらい、結構本に愛着がある。

本そのものも好きだし、読書も好き。そして、本が並んでるのを眺めるのも好きだ。

昨日も新宿の紀伊國屋書店に寄ったのだが、なぜそんなに本屋に寄ってしまうのだろう、とふと思った。

もしかしたらnoteに書いたかもしれないけど、小さい頃に父と休みの日に一緒に出かけると必ず本屋に寄っていたことが、私が本屋が好きな原体験のような気がする。

父はなかなかの読書家で、部屋の本棚にはたくさんの本が詰まっていた。

中でも池波正太郎をこよなく愛していて、おそらくほぼ全ての池波正太郎の本が家にあったと思う。

私も中学生からは、父の本棚から池波正太郎の本を取り出しては読み進めたりした。

父は自営業でなかなか休みが取れず、帰りが遅いこともあり、私なりの父との接地点として本を読んでいたようなところもある。

父が仕事から帰ってきてご飯を食べている時に「この本面白かったよ」「このシーン、いいね」などと話をよくしていた。

そうすると父が別の本を勧めてくれたり、私が理解できなかったような伏線について教えてくれたりした。

そういう日々の積み重ねで、私は今でも本屋に行っては気になる本を買うし、たくさんではないけど読書もしている。

こうやって読書が習慣になってるのは本当に父のおかげだなと思うので、成人してからよりそのことへの感謝の気持ちが深まった。

昨日はこの本を買った。

(今調べてびっくりしたけど、Kindleだとめちゃくちゃ安いですね)

NHK出版の「学びのきほん」というシリーズのブッダの教えについて書いてる本。

このシリーズは「生きた学びを手に入れる」をコンセプトに一つのテーマをわかりやすくコンパクトにまとめてくれてる本です。

他にも日本語や哲学、健康などなど様々なテーマについての本が出てるので気になるテーマがあったら、買ってみるといいかも!自分の知識が広がってすごく面白いです。

少し前から仏教のことに結構興味があったんです。

昨年9月頃だけど、この本を読んだのですが、仏教の考えって面白いな~と思ったんですよね。

で、なんとなく昨日本屋に行ったらNHK出版の本があったので、ちょっと買ってみようかなと思い。

短いので昨日今日で読み終えたのですが、やっぱり面白かったです。

この本では具体的な仏教の教えについて書いてあるというわけじゃなくて、「仏教って、こんな感じなんですよ」っていう導入の部分について書いてある感じなんですけど。

「オーガニック・ラーニング」っていう「生きることそれ自体から何かを学ぶ」という話にとても共感しました。

こういう考え方してる人って増えてるのかもしれないな~なんて。

もうちょっと深く考えたことも書きたいんだけど、お風呂に入るのでまた今度に…。

本を読むと、父のことを思い出すなあなんて。生きてるのでいつでも会えるんですけどね。


ではまた。

はやし

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