「手抜き」が大事なものに集中する時間と心の余裕を作る?毎日がんばっている皆さんへ伝えたいこと
2024年もお疲れ様でした。
先日は我が家で実践している「手抜き」の工夫についてご紹介しました。
今日は、「手抜き」によって得られること、「手抜き」が目指すものついてお話したいと思います。
こんな方に読んでいただけたら嬉しいです。
⚫︎手抜きは良いこと?悪いこと?選択肢のひとつに。
「手抜き」という言葉に、どんなイメージを持ちますか?
「罪悪感がある」「手を抜くなんて不真面目」と思う人もいれば、「効率的」「必要なスキル」と感じる人もいるかもしれません。どちらも間違いではありません。
大切なのは、「手抜き」を選択肢の一つとして捉え、自分や家族にとっての「ちょうどいい」を見つけることです。全部を完璧にやる必要はありませんし、全部を抜く必要もありません。
「手放す」「引き算」「あえて、やらない」「断捨離」
など自分がしっくりくる言葉で想像してみてください。
⚫︎「やった方がいい」ことに溢れている共働き・子育て世代。本当に必要なもの?
共働きや子育ての毎日では、「やった方がいい」に囲まれがちです。それは、綺麗な部屋だったらいいし、栄養バランスの取れた料理を3食作れたらいいし、つきっきりで子供の宿題のマネジメントもできたらいいかもしれません。
どれも素晴らしいことだと思いますが、「やった方がいい」に追われていると、自分の「ありたい姿」や「本当にやりたいこと」を見失うこともあります。
こんな時は、タスクを一つひとつ見直し、「これが本当に必要?」と問いかけ、抜くことができないか考えてみてください。
「やらない」という選択肢を作ることで、時間と心の余裕を取り戻し、大切なことに集中できるようになります。
⚫︎「手抜き」の先にある「ありたい姿」を描き、そのために時間を作る
手抜きはゴールではなく、あくまで手段です。その先には、こんな「ありたい姿」があります。
みなさんはどんな自分でいたいですか?
もし、「ありたい姿」に近づいていないと感じたら、タスクを減らしてみましょう。
ただし、手抜きで余裕が生まれると、つい別の「やったらいいこと」に手を伸ばしがちです。それでは、本当にやりたいことが後回しになってしまいます。
大事なのは、「先に余白を作る」のではなく、「ありたい姿」のために時間を作る感覚です。やりたいことを基準にタスクを見直すことで、手抜きは単なるサボりではなく、未来の自分をつくる手段になります。
⚫︎「がんばらない」からこそ、笑顔が生まれる
仕事、家事、育児、自己成長……現代を生きる私たちは、たくさんの役割を抱え、日々本当に頑張っています。
だからこそ、「手抜き」や「がんばらない」を選び、心に余裕を作ることが大切です。
そして、それはそれは自分自身のためだけでなく、未来を生きる子どもたちにも「手を抜いていい」 「頑張り過ぎず、人生楽しんでいい」と伝えることができると思います。
2025年は、「手抜き」がもたらす時間と心の余裕で、本当に大事なことに集中する日々を、一緒に始めてみませんか?