SANU 2nd Home 北軽井沢に宿泊体験!
2022年7月も終わる最後の週末に「SANU 2nd Home 北軽井沢1st」に家族で宿泊してきた。
SANU 2nd Homeとは
簡単に言うと別荘のサブスクリプションサービス。
このサービスを知ったのは、実は最近。
新しいことに興味津々の夫は、早速申し込んでみたものの、かなりの人気。
2022年7月現在、会員枠は満席でサブスク入会を待つウェイティング登録者は、もう4,000人以上とか。
うちが登録した時点で3,000人程のウェイテイング。ウェイティング登録は無料なので、気長に待つ覚悟と自分の順番が来た時に、改めてサブスク登録を検討できるので軽い気持ちで登録できたのが良かった。
まだまだ先と思われた宿泊体験は、急に訪れた。
トライアル宿泊に当選したのだ。
夫が、何日か候補日を選んで応募していたのは知っていたが、内心当選しないだろうと思っていた。
数日前に当選の案内が来て、慌てて予定を確認。
ちょうどその日に娘は、友達の約束と部活が入っていて、行く行かないの話で実は少々揉めた(笑)
夫婦二人で行くことになりかけたが、ホームページを見せてSANUの雰囲気を伝えると「行こうかな」という流れになった。
高校生になると家族で出掛ける機会も減ってくる。今後ますます友達優先になっていくだろうから、行ける時に行っておきたい家族旅行!
夏休みの旅行が急に決まって、一番嬉しかったのは私だ。
SANU 2nd Home 北軽井沢へ出発!
宿泊先は、車で上信越自動車道の碓氷軽井沢ICを出て、一般道を走ること40分ほどにある。
チェックインは15時だが、早めに出発して軽井沢に10時半頃到着。
前回、軽井沢を訪れた際に混んでて行けなかった「ハルニレテラス」に寄り道を考えていた。
10時半頃到着したおかげで、近い駐車場にすんなり停められた。
最寄りの駐車場は、11時にはもう満車。
近場に停めたい場合は、11時前に到着する方が良さそうだ。(翌日も同じく11時過ぎには満車になっていたから)
川上庵でお昼を済ませ、ハルニレテラスでゆっくりした後にツルヤで食材を買い込んで、いざ北軽井沢へ。
ハルニレテラスを通り過ぎた後は、車は静かなエリアへと入っていく。
正直、道はナビ頼り。看板くらい出てるかなと思ったが、一つも無かった。
軽井沢エリアで食材を買ってきて正解だった。周辺は何もない。
そうそう、帰りに気付いた「羽生田売店高原野菜生産直売所」が一番近いお店のようだ。SANUに向かう時は、左側にあり、かつ道に面してないので気付かずに通り過ぎてしてしまった。帰る時には道から店先が目に入るので、容易く発見できた。次回チャンスがあれば寄ってみようと思う。
ナビ通りに進むと道沿いに入口の看板。
看板よりもキャビンと呼ばれる建物が遠くから目に入り、すぐに分かる。
緑に囲まれて、確かに静かなエリア。
北軽井沢1stのキャビンは、6棟。
チェックインして中へ
今回泊まるキャビンの専用駐車場へ車を停める。他に車は無い。一番乗り!
軽井沢は、何度も来ている場所なので、今回は観光の予定は無しだ。
当選したせっかくのチャンス。
目的は、時間いっぱいSANUを体験するつもりで来た。
ついつい予定を詰め込み、ホテル滞在時間が短くなってしまうのがいつものことだから今回はお籠りするぞ!
ちょうど15時。
チェックンの方法は、事前に送られてきたメールで確認済みなのでスムーズにできた。チェックイン後に送られてきた4桁の暗証番号を扉に入力し、中へ!
スマホひとつで誰にも会わずして自分でチェックインなんて、いまどきだ。
扉を開けた瞬間飛び込む正面にある大きな窓。(写真はちょっと斜めから)
日常を切り離し、ここではゆっくりした時間が流れそうな予感。
扉を開けただけで、すでにワクワクしている。
こだわりのキャビン
部屋は、ホームページで見ていた通り、素敵な空間。
”Live with nature. / 自然と共に生きる。”をコンセプトに掲げているだけあり、扉を開けてすぐ目に入る自然が目に優しい。
天井も高さ4ⅿもあって開放的だ。
シーリングファンが空気を循環させている姿も天井が高いとなんか優雅。
国産木材100%、再活用を可能とする「釘を使わない」工法で建てられた内装は曲線で素朴で優しい印象。一瞬、狭いかなとも思ったが、中に入ると広すぎず、狭すぎず丁度いいプライベート感がある。
中でも私と夫が気に入ったのは、キッチン。
設備が新しく、こだわりの物が整っていた。
食器も家電もセレクトがシンプルで私好み。
レンジもトースターもバルミューダが備わっていた。憧れのバルミューダ~!うちより別荘の方が最新家電揃っている。
冷蔵庫、調理器具、調味料も備わっているので、食材さえ買ってくればだいたいのものは調理できそうなのも良かった。連泊なら作ったのだが、今回は1泊だったので調理は諦めた。(家事のおさぼり決め込んでの宿泊である)
Bluetoothのスピーカーを見つけた娘は、好きな音楽を流し始める。
まるで自分所有の別荘。
実際、利用を始めたらここがセカンドハウスになるのだ。
プロジェクターもあり、夜はアマゾンプライムで映画鑑賞することにした。
最大4名まで宿泊できる寝室は、セミダブルベッド2台。
写真でも分かるが、正直狭いかな。
大人4人で尚且つ他人同士の場合、密接して寝ることになりそうだ。
相当仲良しさんでないと、大人4人の雑魚寝は厳しそう。
大人2人がベストかな。
家族なら雑魚寝スタイルは問題なし。久しぶりに川の字になって寝た。
良かった点としてWiFiも完備しているのはもちろんだが、コンセントがたくさんあること。ホテルや宿ならこんなには無いだろうというくらい、色々な場所にコンセントがあって便利に使える。
照明に関しても明るさ調整が可能な調光機能が付いていた。そのためワンルームでも部分的に暗くすることが可能。
小さいお子さんが一緒の場合も暗くして寝かしつけしている間、ダイニングだけを明るくすることもできるし、家族にも優しい照明も良かった。
料金プラン
気になる料金プランは、毎月5万5000円(税込)。
ピークシーズンを除く月~木がFREEだが、金〜日、祝日、祝前日は1泊1部屋 5,500円 (税込)の追加料金が発生する。
ピークシーズンにもなると1泊1部屋 16,500円 (税込)〜になるのでお高め。
プラス毎回一滞在あたり 清掃料金 3,300円 (税込)も加算される。
思った以上になんだやかんやとプラス料金がかかるなと感じた。
年間にすると66万円にもなる。それを高いと思うか安いと思うか。
土日祝日を利用するのが多くなると、やはり高いなと感じる。
SANU 2nd Homeの設定として、1年に一度の家族旅行に行く感覚ではなく、利用者にヘビロテしてもらうことを考えて作られたようなので、この料金を考えると平日に連泊できるかどうかが大事になってくる。
北軽井沢の他にも白樺湖、八ヶ岳、山中湖、河口湖と拠点がある。今後、どんどんキャビンが増えていく予定。
平日、好きな場所を選び、希望の日に連泊が可能であれば、この定額制のサブスクかなり良いかも。
別荘というサブスクに最初驚いたけれど、これから新しいジャンルのサブスクがどんどん出てくる時代なのだろう。
ウェイティングの順番がうちに回ってきた時、他にどんなサブスクが出ていて、そして別荘を利用できる環境に自分たちがいるのか、ワクワクして待ちたいと思う。
音声配信でも収録してみました。
リンクからお聴きいただけます。
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