
A#4 アメリカで仕事探し初めて9週間の進捗報告
早いもので解雇されてから2ヶ月以上経ちました。また状況のご報告します。前回(解雇後6週間)の進捗投稿はこちら。
すでに前回の6週間時点で就活に関しては大分頭打ち感がありました。自分にマッチする医薬品企業の募集には一通り応募し、インタビューに呼ばれる確率はほぼゼロに近かったため、頭の中は起業を模索する方向にやや切り替わっている状況です。今回はまず結果からです。
どのくらいの結果が出ているか
前回同様の更新されたKPIです。
候補ポジション数:179 (+32)
内、応募済みのポジション:118 (+9)
内、結果の出ていないポジション:37 (-40)
内、面接を1回以上頂いたポジション:20 (+14)
不採用確定・応募断念したポジション:142 (+72)
オファー:1 (0)
自分の就活に協力してくれている人:99人
協業しているヘッドハンターの数:29人
3月12日現在
面接をいただいたポジションは増えていますが、主なターゲットである医薬品系企業は1社だけ、それもとてもレアな日英バイリンガル必須のポジションだったので競争優位性があったことが原因かと思います。それとてビザ関係でNGとなりました。
それ以外は、
日系企業でまず日本で採用してもらい、駐在員としてUSに派遣してくれるポジションの紹介を日本のヘッドハンターに依頼したが、紹介されたポジションがそもそも実在しない「おとり」求人のようなもので、企業側がとりあえず国内採用を目的に候補者に会いたいだけだった(と想像)
USにある日系企業(非製薬、製造業)で面接はしてみたもののやはりビザが出せない
というものでした。他に、米国内医薬品メーカーで音沙汰が1ヶ月ないものは脈ナシのため、バッサリ「不確定採用・応募断念」の括りに移しました。現地の就活している人の書き込みを見ても、「就活6ヶ月やってるけどオファーが出ません」みたいな声もあるので、ホワイトカラーの時代はすでにアメリカで終焉しつつあるのかもしれない、とさえ思います。単純に自分の経歴の不足なのかもしれません。
前回触れたオファーを頂いた1社も、生活コストがとても高い地域への移動が必須でオファーの給料では家族を支えていくことはできない金額だったため、会社の雰囲気は良かったものの泣く泣く辞退せざるを得ませんでした。
7-9週目に起こったことは下記のとおりです。
7週目:初の医薬品企業との1次面接が実現。日系企業で、日英バイリンガルの採用だったのですが、心から望んでいた医薬品企業の面接の機会は心底とても嬉しかったです。人事の方で、とても丁寧に企業の説明をしていただきました。恐らくUS現地では知名度はそこまでないためすべての候補者にこのように説明しているのでしょうが、日本では名が通ってるためよく存じてあげていることを伝えると喜んでいました。やはり、ビザは一筋縄ではないようで、NGとなりました。他に起業のため医薬品関連のネットワーキングも進め、自分の住んでいる近くや、アメリカで日本人でライフサイエンス業界に身をおいている方々と徐々に繋がりを広げていきました。
8週目:職探しと関係ありませんが、こちらの確定申告、いわゆるタックスリターンを完成させました。企業とのインタビューはUS側ではほぼなくなり、日本採用の面接が数件ありましたが、上記の通り良い結果には至りませんでした。前回のnoteで触れた通り、起業をより視野に入れ、ビジネスプランのドラフティングを始めました。
9週目:起業の一つのオプションとして既存のビジネスやフランチャイズ加盟も視野に入れ始め、従業員として以外のビザの獲得の道を模索し始めました。
今後の方針
引き続き日系企業で募集を探す予定ですが、今までよりは投入する労力をやや減らし気味にする。
自分の会社を起業する道をより深く考え、フィージビリティを確認する。
もしこれ以外に「こういった案があるよ」というアイデアをお持ちの方はぜひ教えて下さい!
こちらに続く