教師自身が変わり続けることを恐れない
6/9(水)に第8回先生トークライブ「先生のお悩みシリーズ〜授業編〜」を行いました。今回は小学校、中学校の先生9名、一般の方1名とこれまでの先生トークライブの中で最多の参加者でした。中には知り合いの先生を連れてきていただいた方もいて、じわりじわりと「先生方の横のつながり」が広がってきていることを嬉しく思います。
■授業の「導入」実践例
よく研究授業の協議会でも話題になる「導入」。参加者の皆さんとの意見交換はこの「導入」の実践例から始まりました。脳科学の視点からその日の感情を生徒に表現させることで授業に生かしている先生、「え!?びっくり!!」という驚きを子どもたちに味わわせて一気に授業に引き込んでいく先生、パワーポイントでクイズを作り、子どもたちに解いてもらいながら授業を進める先生など、様々な事例が出され、その工夫は先生の数だけ存在していることがわかりました。
■教師は一緒に学ぶ仲間であり、相談所のような存在
これは参加者の小学校の先生がおっしゃっていた言葉です。子どもたちにとって教師は「教えてもらう存在」なのではなく、目の前の課題を解決するために一緒に取り組んだり、新しいことを学んだりしていく仲間でありたいということでした。また、困ったときにはいつでも相談できる相談所のような存在でもありたいというお話でした。
教壇に立って、一方的に子どもたちに知識を教える姿はそこにはなく、子どもたちに寄り添い、子どもたちの声に耳を傾けながら日々の授業に取り組まれていることが伝わってきましたし、上記の言葉から教師としての「在り方」も垣間見ることができました。
■学び続ける教師であること
最後の振り返りでお一人お一人から感想を聞いていたときに「やはり我々教師が学び続けなければならないと思いました」という言葉がありました。子どもたちの「主体的で対話的な深い学び」を実現させるためには、まずは教師自身が常にアップデートしていかなければならないということです。変化することを恐れるのではなく、変化を楽しむくらいの気構えでいることが巡り巡って子どもたちの学びに変化を与えるのではないかと考えを広げることができました。
今後も先生方の「アップデート」も視野に入れながら2週に一回「先生トークライブ」を開催していきます。次回の「第9回先生トークライブ」は6/24(木)です。
最後になりましたが、参加していただいた皆様ありがとうございました!!!
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