西田 雅史

新渡戸文化小学校/免許は小学校全科・中学校高校英語・幼稚園/2021年7月に共著「社会科ワークショップ〜自立した学び手を育てる教え方・学び方〜」を出版/株式会社weclip 教育アドバイザー/10歳と8歳の娘のパパ/サッカー大好きおじさん

西田 雅史

新渡戸文化小学校/免許は小学校全科・中学校高校英語・幼稚園/2021年7月に共著「社会科ワークショップ〜自立した学び手を育てる教え方・学び方〜」を出版/株式会社weclip 教育アドバイザー/10歳と8歳の娘のパパ/サッカー大好きおじさん

最近の記事

原点回帰

今日は公立最後の年にお世話になった小学校の運動会へ。 やっぱり、僕は行事が好きなんだなあ。 子どもたちの声援、喜びの声が校庭中に響いていて、幸せな空間が広がっていました。 去年担任していた子どもたち、先生方、これまで担任していた子どもたちの保護者の方にもたくさん声をかけていただいて、とても楽しく、豊かな時間でした。 特に保護者の方には、直接退職のことをお伝えすることができていなかったので、その話をすることが多かったのだけど、 なぜ自分が退職したのか 退職してまで、安定を

    • うまくいっていないけれど

      まだまだクラスの中の心理的安全性は高くはなく、学級経営もあまりうまくいっていない。 この時期に、この感覚をもっていることは過去にあまりなく、それだけ1学期の子どもたちとの関わりが残念な感じだったのだけど、まあここからは上がっていくしかない、と割り切って日々過ごしているのが正直なところ。 今日は生活科でサークル対話。 「はちプロジェクト」でお世話になった(株)コロンバンのお二人への「ありがとうパーティー」の作戦会議。 最初から「何したい?」を聞くことも考えてけれど、まず

      • うまくいっていないけれど

        まだまだクラスの中の心理的安全性は高くはなく、学級経営もあまりうまくいっていない。 この時期に、この感覚をもっていることは過去にあまりなく、それだけ1学期の子どもたちとの関わりが残念な感じだったのだけど、まあここからは上がっていくしかない、と割り切って日々過ごしているのが正直なところ。 今日は生活科でサークル対話。 「はちプロジェクト」でお世話になった(株)コロンバンのお二人への「ありがとうパーティー」の作戦会議。 最初から「何したい?」を聞くことも考えてけれど、まず

        • 「環境」がもつ意味とは

          自由進度学習に取り組んでいるとなかなか協働性が生まれづらくなることは実践している方であれば感じたことはあると思っている。 学習が進めば、最後は個に帰結していくので協働性が生まれないことは仕方がないこと、協働性は他の学習や場面でセットできれば良い、と割り切って考えることもできる。 そう考えている割合の方が僕は高いし、個に帰結する事実は間違いなく自分の教室の中でも起こっている。 でも、だ。 学校の役割とか、一緒に同じ教室の中で生活して、学習しているのだからなんだかちょっと

          Co-ed Cafe vol.26「キャリア教育」

          3/4(金)に26回目を迎えた(株)weclip主催のコエドカフェ。一般企業の方、小学校の先生方で「キャリア教育」について意見交換しました。 ■そもそも「キャリア教育」とは  先生方であれば一度は聞いたことのある「キャリア教育」ですが、参加者の一般企業にお勤めの方からは「初めて聞きました」という声も聞かれました。  文部科学省のHPによるとキャリア教育は「子ども・若者がキャリアを形成していくために必要な能力や態度の育成を目標と する教育的働きかけ」と定義されています。そし

          Co-ed Cafe vol.26「キャリア教育」

          情報モラルとデジタル・シティズンシップ

           2月4日(月)に【co-ed Cafe vol.24 「ICT教育を考える〜情報モラルとデジタルシティズンシップ〜」】を行いました。  今回は講師の方をお迎えしました!! 香川雄亮(かがわゆうすけ)先生                     八王子市情報教育推進委員 GEG(Google Education Group) Hachioji 共同リーダー 八王子市立第五小学校主任教諭  会の前半では「GIGAスクール構想」について、後半にはアメリカの小学校で実際に行われ

          情報モラルとデジタル・シティズンシップ

          幼保小連携_まずはお互いを知ること、知ろうとすることから始めませんか?

          (株)weclip(https://weclip.jp)主催の「気楽に気軽に教育を語り合う会 co-ed cafe」。  21回目の今回は現役の保育士の方、小中学校の先生、民間企業にお勤めの方、パパと様々な立場の方にご参加いただき、「幼保小連携について」をトークテーマに意見交換しました。  冒頭でベネッセ教育総合研究所が無藤隆先生の行ったインタビュー記事(出典:https://berd.benesse.jp/berd/focus/2-youshou/activity1/)

          幼保小連携_まずはお互いを知ること、知ろうとすることから始めませんか?

          もっと外へ開いていこう!!

           11/21(日)に(株)weclip主催の「コエドカフェ」の番外編としていつもコエドカフェに参加いただいている中倉先生の体育の授業提案を行いました。 Q1.どんなことを提案しましたか?  体育(4年生):ベースボール型ゲーム「ラケットレスベースボール」(打たずに投げ入れる) Q2.授業設計への思いや願いは?  ・緩やかに学習計画をたて子供たちと共に授業を創っていく  ・体育やベースボール型ゲームのもつ魅力を生かして、「児童をつなげたい」「1人で学習することもよいが、みんな

          もっと外へ開いていこう!!

          子どもに言う前にまずは大人がアクションを!

           (株)weclip[https://weclip.jp/]主催の「気軽に気楽に教育を語る会コエドカフェvol.20」のテーマは「課題発見力」でした。  新学習指導要領「総合的な学習の時間編」には探究学習について述べている文脈の中で以下のような図が掲載されています。 ここにもあるように、学習のスタートは「児童・生徒が自ら課題を設定すること」とされています。 では、どうすれば「課題を設定する力=課題発見力」を子どもたちは獲得することができるのでしょうか。 ■没入感 「没入感

          子どもに言う前にまずは大人がアクションを!

          「そろえる」は悪なのか

          11/12(金)に【気楽に、気軽に教育を語り合う co-ed Cafe(コエド カフェ) vol.19】を開催しました!  トークテーマは「『そろえる』ということ」。一般にはあまり耳馴染みのない「そろえる」ですが、先生方にとっては毎週のように耳にする言葉だそうです。果たして、先生方からは何が語られたのでしょうか。 ▼先生たちは「そろえること」が目的化している 社会のあり方、学校のあり方が変化している中、学校だけが取り残されているのではないかという課題意識の共有からコエドカ

          「そろえる」は悪なのか

          子どもは親の鏡である。

          10/29(金)21:00-22:30に【co-ed Cafe(コエド カフェ) vol.18】を開催しました!  「気楽に、気軽に教育を語り合う」をモットーに行っているコエドカフェですが、第18回のテーマは「親子のコミュニケーションについて」。参加者はパパ率が高かったのでカフェの途中では、お子さんの年齢が近い方同士をブレイクアウトルームにわけて、語り合う時間も設けました。 ▼親と子のコミュニケーションの実態は    これは国立青少年教育振興機構が平成30年に行った調査

          子どもは親の鏡である。

          「個別最適化」は誰もが生きやすい世の中を作ることと地続きなのではないだろうか。

          10/15(金)に【co-ed Cafe(コエド カフェ) vol.17】を開催しました!  17回目のテーマは学校現場の先生には耳慣れた「個別最適化」でした。小中学校の先生、一般企業の方、パパ、ママの総勢10名の皆さんで意見交換しました。職場の同僚の先生を連れてきていただいた方もおり、毎回少しずつではありますがコエドファミリーの輪が広がっていることをうれしく思います。 ▼「個別最適化」とは 当日の様子をお伝えする前に「『個別最適化』された学び」とは、何を指すのでしょうか

          「個別最適化」は誰もが生きやすい世の中を作ることと地続きなのではないだろうか。

          とにかく子どもたちとしゃべろう。

          10/1(金)にco-ed Cafe(コエド カフェ) vol.16を開催しました! 16回目のテーマは「身近なITから、教育のITについて考える」。前回に引き続き「IT(情報技術)」をテーマの中心に据えたわけですが、今回は講師に「株式会社日立アカデミー上席インストラクターの大黒健一さん」をお招きし、専門的な立場から教育に関わるITについて教えていただきました。それを受けて、「スマホはいつから子どもに持たせるべきか」について参加していただいた20名の皆さん(小中学校の先生、

          とにかく子どもたちとしゃべろう。

          子どもとインターネットの接し方を考えたことはありますか?

           9/17(金)にco-ed Cafe(コエド カフェ) vol.15を開催しました!15回目のテーマは「子育てにおけるIT・インターネットとの接し方」。小学校の先生、一般企業の方、小学生のお子さんがいるママと初参加の方も含めて総勢20名ほどの皆さんと意見交換しました。 ■行動主義と構成主義 ある小学校の先生から教えていただいた言葉です。  行動主義とは「何かを行う際に、まずは身につけるべきもの(ルールや何かを行う際に必要になってくる技術など)を身につける」という考え方、一

          子どもとインターネットの接し方を考えたことはありますか?

          先生と親はチームであるべき

          9月3日(金)に【co-ed Cafe(コエドカフェ)vol.14】を開催しました! 今回は初参加の方を含む総勢15名で「それは親でしょ!と思うこと ~学校教育、家庭教育互いに求めること〜」について意見交換しました。 話し合いを通して、保護者でしたら明日からの子育て、先生でしたら目の前の子どもたちの関わり方を再考するきっかけを得ていただければと思い、このトークテーマで開催いたしました。 ■家庭を「子どもたちにとっての安全基地」にこれは小学校の先生の言葉です。 子どもが家

          先生と親はチームであるべき

          「違い」を受け入れること

           8/18(水)に開催した【co-ed cafe(コエド カフェ) vol.13】。  今回のトークテーマは「教師・保護者は学力をどこまで重視するべきなのか」でした。「子どもに学力を身に付けさせる」ことについて考えていることや悩みを ・小学校の先生 ・中学校の先生 ・サッカースクールのコーチ ・小学生のお子さんをもつパパ、ママ と総勢13名の方と和気あいあいと意見交換しました!!  実は今回のテーマは以前にも参加いただいた小学校の先生から提案いただいたものでした。コエドカ

          「違い」を受け入れること