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禍話リライト

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毎週土曜の夜23時からツイキャスで配信されている「禍話」から面白かったものを随時文字化します!
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記事一覧

【禍話リライト】ひとつずつの引っ越し

 人の恐怖にまつわる記憶については多種多様で、傘が怖い人、ビニール袋が恐ろしい人など多種…

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【禍話リライト】うしろをよぎる

 いつも秀逸なウェルカム怪談のうち、ユニットバスにまつわる短い話を。  (ごめんなさいド…

竹内宇瑠栖
11日前
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【禍話リライト】枕元の通夜

 共通して現れる、怪異への危険信号というものがある。  例えば、「眠くなる」。真っ昼間で…

竹内宇瑠栖
2週間前
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【禍話リライト】庭、祠、手

 神仏は大事にした方がよい。  家族が大切にしているならなおさらだ。  これは、そんな短い…

竹内宇瑠栖
3週間前
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【禍話リライト】許すなのチラシ

 この話か、「水風船の封筒」のどちらかをリライトしようと思っていたのだが、もう一本はどう…

竹内宇瑠栖
1か月前
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【禍話リライト】ひとがいるから

 子ども(特に小学生時代)の他人の家というのは、あまり経験のない状態で出会う濃密な異文化…

竹内宇瑠栖
1か月前
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【禍話リライト】忘却のカフェ

 怪談というと、恐ろしい話ばかりのように思われるが、不思議な話や、心温まる話などバリエーションに富む。以前に怖くない(かもしれない)話についてリライトさせていただいたこともある。  これはそんな短い不思議な話。 【忘却のカフェ】  Aさんは、東京で浪人をして、大学に入り、大学院まで進んだので、都内のある町に7、8年住んでいたという。  その間、とあるカフェに通っていた。  値段も良心的で、若者が通う店だったが、大通りに面しているわけではなく、知る人ぞ知るというような位置

【禍話リライト】おはじきくずし

 どんなことでもそうだが、後になって振り返らないと、渦中ではむしばまれていることに気が付…

竹内宇瑠栖
1か月前
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【禍話リライト】確認男

 一見不合理な事でも、先人の知恵が詰め込まれていることがある。何がしかの理由があってそう…

竹内宇瑠栖
2か月前
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【禍話リライト】焚書の名前

 おかしな本というのも、隣接する異界への扉となりうる。  これは、かぁなっきさんが高校の…

竹内宇瑠栖
2か月前
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【禍話リライト】ぶら下げ怪談「写真のせい」

 前回と同じく、6月末に刊行された『Occlut‐オカルト‐闇とつながるSNS3』(むくろ幽介著…

竹内宇瑠栖
2か月前
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【禍話リライト】ぶら下げ怪談「カーテンの裏に」

 今週は、いつもと日が違い金曜日(2024年8月30日)の11時からの放送。  内容は、先週の離…

竹内宇瑠栖
2か月前
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【禍話リライト】セミナーのホード

 土地にまつわる話は多い。  中には気味が悪いが、意味が分からないという話もある。  これ…

竹内宇瑠栖
2か月前
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【禍話リライト】編集を有効にする

 肝試しや心霊スポット探検へ複数人で行っても、おかしなことが起こるのが一人だけの時がある。それは、チャネルが合ったり、特別なところを見たり、何かに触れたり。  これはそういう話。 【編集を有効にする】  一時、怪文書ばかり集めた本がコンビニをにぎわしたことがあるが、一定の様式というかパターンが存在する。怖いモノは確かにあるが、それほどバリエーションが豊富なものではない。  これは、禍話レギュラーの甘味さんがらみで聞いた話だという。又聞きだから正確じゃないかもしれないーーそ