多様性をめぐる連続日記−3/3:Yellow
Black History Month(黒人歴史月間)にちなんだカラーテーマ3連作の最後です!
英語圏では、Black・Whiteに対して、どっちつかずの肌色の日本人(アジア人)はYellowと言われることがあります。戦時中のYellow Monkey、蔑称由来です。
渡英前に読んだブレディみかこ氏の小説「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」のなかにも、母親が通りすがりの人にYellowと陰口をたたかれているのを、息子か聞いて理解していたというくだりがありました(記憶ベースで正確でないかも)。
ああ、できれば我が子にはそういう体験はさせたくないと思ってたのですが、実際に暮らしはじめてみると、ロンドンは想像以上のダイバーシティの都で、意地悪な人にはでくわさないので安心しました。今どきのまっとうな英国人は、子供の時から「移民の隣人に不利益があってはならない」を教え込まれて育つようです。
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