好きなことを伸ばしたい

ヨーヨーは算数が好きだ。

英国の義務教育では学年が２個進むので最初は心配したけれど、四則演算でスマッシュして、言葉は通じなくてもこれは負けないという体験をしたのが良い方にはたらき「僕は算数が得意！」と自信を持っている。

進度の早い英国式のカリキュラムで、日本なら小学校5年生で習う帯分数や小数をやっているのにそのコンセプトについていっているのはえらいと思う。（教科書もノートも学校に置きっぱなしだが、毎週のメルマガでどんな分野を習ったか配信される。）

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今朝、そんなヨーヨーに聞かれた。

「ママは子供の時、算数好きだった？」

「好きだったよ。だから数字を使う仕事をしてたけど、もうだめだね」

「へえ、なんでだめになっちゃったの」

「妊娠中におそろしく眠くて難しいこと考えられなくなっちゃったんだ。もう精確な計算が大事な仕事はできない」

「それって、僕がお腹にいる時？」

「そうだねえ」

「じゃあ、僕が算数力をもらっちゃったのかもね」

「あはは。そうかも」

だから、ママはドリー・ヘッド（＝なんでも忘れるという意味のヨーヨー語）と言ってからかうのは、程々にしてね。