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Who You Work With, Who You Are

English Follows

「日本の大企業でちゃんと働き続けている同級生がほとんどいないんだよ…」と言ったのは、若い時からバリバリのアントレプレナーのTくん。英国に来てからも、時々ZOOMでキャッチアップしている。

それを聞く私も「日本の大企業で働き続けている」人ではない。言われてみると確かに、身近には自分で何かしていたり、スタートアップやってたりする友達のほうが多いのだった。

流動性の高い外資系でキャリアをスタートしてしまったからな。

だけど同時に、ロンドンで同窓会の事務局ボランティアをしていて「日本の大企業で働き続けている」人とたくさん知り合ったことにも気がついた。

ロンドンはいろんな意味で競争が激しいので、ここで出会う駐在の方は、語学だけでなく仕事も人柄も「できるな」という人が多い気がする。(もちろん裏にはいろんな苦労や思いもあるでしょうけど)

新卒で就職した日本の組織に一貫して勤めながら、誇りを持ち充実した仕事をしている人がこんなにいっぱいいるんだ!というのは、在外になってからの発見だった。

自分は外資だから生きられたとずっと思っていたけれど、案外、最初から日本企業に就職してたら、それはそれで楽しいシナリオもあったかもしれないと思えるようになったほど。

気づくのに四半世紀かかった。私が社会に出たのは、2000年なのである。

 妄想のクセで、

時々自分を、広い海に棲む小さい透明のエビのように想うことがある。

エビは眺める。

あたたかい珊瑚礁には色とりどりのにぎやかな魚、深海には音もなく泳ぐ神秘的な魚、激しい潮の流れには止まることなく回遊する魚。

同じ水域には似た魚たちが棲む。

それぞれの水域にはそれぞれの美しさがある。

どんな仕事をしたいかいうのは、実は「どんな人たちと一緒にいるのが楽しいか」と同義かもしれない。

ただ、置かれた環境によって見える世界はまったく違うし、慣れた世界から踏み出して初めて知る自分の輪郭もある。

とかってつらつら考えていたら、ちょうどまた、アントレやってる別の友達から、Coral Capital 開催のスタートアップ・キャリアフェア「Startup Aquarium」に出展するという知らせを受けた。

有希ちゃん、ぱっと見は白砂の浅瀬のゼリーのような波の中に棲んでそうなんだが、実は荒潮に向かって泳ぐ強い鱗と筋肉質なヒレの持ち主である。

スタートアップのキャリアにちょっとでも興味がある人!

新しい水域覗いてみるのも楽しいかもよ。よかったら以下、どうぞ。

■日時:2025年3月15日(土)
■会場:虎ノ門ヒルズフォーラム
▼通常1500円のチケットが500円になる期間限定の特別招待リンクはこちら

”You know, I hardly have any friends from our University who still work for Japanese traditional corporations," My friend, a serial enterpreneur since his youth, told me during our recent Zoom call.

We graduated in 2000, which is a quarter century ago.

Come to think of it; I realised that most of my friends either run their own businesses or work for startups. It may be because I have started my career in a fast-pitched US IT company.

However, I got a quite different landscape as I started volunteering for our Alumni association here in London. I encountered many Japanese who have dedicated their entire careers to a Japanese corporation or government agency. 

Those expats are often highly skilled, not just in language but in their respective fields and have a great sense of humanity as well.

It was a revelation to me. I used to think that I could only survive in non Japanese company, but now I can believe there might have been another scenario for me to enjoy working for a Japanese company too.

I often imagine myself as a tiny, transparent shrimp in a vast ocean. 

There are colorful, lively fish in the warm corlal reefs, mysterious and philosophical creatures in the deep sea, and fish that constantly migrate through strong currents. 

Different fish in the different waters.

I've come to think that the kind of work we do is closely tied to the kind of people we surround ourselves with. And the environment we're in shapes the world we see.

So, if you're feeling a bit stuck in your place, maybe it's time to explore a different water. You might be surprised how easily you can take breaths in a new place where you've never imagined.


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