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ケンジントンのきつね
自主隔離が明けてからも、ちっとも観光らしいことはできていません。
移住だから当然といえば当然なのだけど、家探し学校探しの交渉やら手続きやら、夫婦でパラレルに進めても次から次にやることがあるため、子供たちを遊びに連れ出すこともままならないのです。
幸い、ホテルから広大なケンジントンパークに歩いてすぐなので、せめてその一角にあるダイアナ妃のメモリアル・プレイグラウンドで小一時間ほど遊んだあとビクトリア女王像の前の池にまで散歩するのが日課になっています。
公園には鳥がいます。水辺には白鳥や雁など、数え切れないほどの種類豊富な渡り鳥がいます。無加工のオート麦など条件付きで餌付けオーケーとあって、奈良公園の鹿みたいに人懐っこく寄ってくる。
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空にも大小の鳥たちが飛んでいます。木の梢には、鮮やかな緑のインコや、青の挿し色がおしゃれなカササギが巣を作っています。
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そして、リスがどこにでもいます。尻尾が太いネズミのようなもんなんだけど、子供たちは大喜びで、それを数え歩きます。
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そして今日は平日な上に霧雨が降っていたこともあって、週末は賑わっていたプレイグラウンドがほぼ貸し切り状態だったのですが、そんななか、なんとキツネが歩いていました。(表題写真)
そんな公園の豊かな自然に、ホテル住まいでどこにも行けない日々を救われてる気がします。