見出し画像

うまくいってないプロジェクトを見るとだいたい《アレ》が崩れている件

組体操が世界一嫌いです。

こんにちは、うきょうです。

ゲーム開発の現場でもそうですが、
うまくいっていないプロジェクトは、
ほぼ共通してメンバー、チーム、リーダー
問題や課題が多い事例が圧倒的です。

今回はそんな事例について
お話をしたいと思います。


■うまくいかない事例1
誰も情熱がない

集まっているメンバーが
仮に優秀だったりしていても起こり得ます。

なんかおもしろそうだ!
やろうやろう!となって、
とりあえずとっかかりは即行動して
準備してプレセールスまで行った。

が、・・・?
その後誰も本件に関して情熱を注ごうとしない。
いや、情熱が下がってしまう。

こういうことはよくあります。

原因を探ると問題はいくつかありますが、

相対的に今ご自身がやっているサービスや
目の前にあるサービスと比較して
あまりいいものにならないとか、

手間暇だけがかかりそうだなと感じた時などに
やる気がなくなることが多いです。

・他のサービスでよくないか?
・自社、自分たちにとって
  長期的にメリットにならないな
・目の前のことに注力したほうが
 いい結果が出るんじゃないか?

こんなときは、一気にモチベーションも
下がったりすることが多いですね。

今一度起案時に何が目的なのかを
再確認した方がいいですね。


■うまくいかない事例2
変なヒエラルキーがあって相談ができない

何か縦型の強力なピラミッド構造があって
特定の人の承諾を得ないとできない場合
うまくいかないことが多いです。

しかもその特定の人が性悪だったり
自分以外を認めないシンプルな
エゴの塊である場合
は特にそれがおきえます。

シンプルに相談しづらい。

ゆえに自分でやろうとするけど
それが認められないから
無駄な作業が二重にも三重にも発生してしまう。

その人を説得するために資料が作られる。

その人を説得するために会議がおこる。

「最初から相談してくれよ」とは言うものの
相談しようとすると邪険に扱う。
時間がないという。

今説明しろと言われ、説明すると、
それじゃだめだとだけいう。


\刑事コロンボもお手上げ/

画像1


この場合、離職率も非常に高いので
人が入れ替わり立ち替わり
何年も結果が出ていないプロジェクトがあったら
それは間違いなく鬼門の可能性が高いので
やっていても芽が出ない可能性があるでしょう。



そして、これ
社長直下プロジェクととかでもありがち。

社長直属に見るとかいいながら、
現場に丸投げ。

そのヒエラルキーの
2番手が牛耳ることになるとさぁ大変。

その人の委任と決定で進行しているつもりが
いつの間にか社長の口出しによって
全部ひっくり返るという、

意思決定が2通り以上ある場合も
ストレスがかなり溜まる。
で結果、現場は離脱してしまう事例。


実際私も過去10年以上、
リリースがされることなく、
仕掛品を作っては壊され、作っては壊されてで、
世の中に出した実績が0のまま、
退職に追いやられていった開発者や企画者、
デザイナーを多くみてきました。

これは本当に不憫でならないです。


各メンバーもリーダーを見る目を
養わないといけないなと
思ったきっかけでしたが、

自信喪失になって
はんうつ状態になるのが
一番よくないと感じています。


■うまくいかない事例3
シンプルに全員が能力不足

これはとてもわかりやすいですね。

なんか鼻息とフィーリングだけが荒い
チーム編成で何かを
とっかかることも多いですが

チーム全体の能力が足りないときは
だいたい空中分解します。

アドバイザーがいないってのも問題ですが
こういう状態のチームも
結構厳しい状態に陥りやすいです。


■うまくいかない事例4
権利だけを牛耳りたい人が多い

あとはこれ。

何かしらと権利や利権だけを主張し

やれ記名しろ
やれ利益分配はこうだ

自分の報酬ばかりを振りかざしたがる人が
多い場合も空中分解案件です。

この場合は現場も
めちゃくちゃ振り回されてしまう。

そしてディレクターが
だいたい疲れすぎて飛んでしまう。
こうならないように
常に状況は確認することも重要です。


まとめ:自分ができることは何か?


事例1に関してはある種
行動した結果に分かったことなので
しょうがないかもしれません。

ただ、事例2以降に関しては
主に特定の人や
コミュニケーションルールがない場合で
起きる原因も多くあります。

基本的には不信なこと、疑問、
ネガティブな感情も
シェアしあえる環境が理想ですが、

それができない場合、
抑圧した環境下で働き続けることになるので、
ストレスがめちゃくちゃ溜まりますから要注意です。

ここはうまくガスヌキをできる環境、
仲介役を挟んでもらったり、
相談できる人を挟んだり
仕事のアドバイスがもらえる
しかるべき人を立てる必要があります。


伝えたいことは冷静にちゃんと伝えよう


言いたいことをなんでもかんでも
感情にぶつけていいなさいというのではなく、

きちんと論理的で分かりやすく、
簡潔に伝えてみることはすごく大事です。

それができない環境だったり、
自分だけが我慢すればなんとかなるという
環境にい続けることは確実に心が病みます。

その点には注意して、
頑張って楽しく仕事をしていきましょう!

【執筆者:うきょう】
ゲームプロデューサー & 事業プロデューサー。ソフトバンク、LINE、NHNを経て2回目の起業。オンライン、オフライン問わずに幅広い職種でも対応できる事業戦略や商品、集客企画が強み。
最近は昼飯と夜飯を考えるのが面倒くさくて怠けすぎてしまうのがどうしようもない悩み。

Twitter DM( https://twitter.com/ukyoP_san
または yasutaka.ikeda@playlife.jp まで
お問い合わせください。

▼公式LINE
マーケティング、採用、組織化、ビジネスモデル、集客などについて配信しています。(登録特典:50日で5000フォロワー増やしたTwitter戦略)
https://lin.ee/eEYRERB

いいなと思ったら応援しよう!

うきょう|フリーゲームプロデューサー兼マーケッター(株スタジオデルタ代表)
いただいたサポート費は還元できるように使わせていただきます! 引き続き読んでいただけるような記事を書いていきたいと思います。