見出し画像

20年ぶりの万葉軒トンかつ弁当

どうも、ウクモリ ヒロオです。

先週金曜日、実に20年ぶりに万葉軒のトンかつ弁当を食べました。私がまだ前職で千葉に住んでいた頃によく食べたお弁当で、千葉から君津に移動する電車内で食べていた思い出深い味です。千葉に行く機会は何回かありましたが、トンかつ弁当を購入して・・・というケースはなかっただけに、感無量です。

内房線のホームの売店で売っていたトンかつ弁当。当時は確か300円台だったんじゃないかと思います。社会人になって数年。若い頃に3年ほど住んだ千葉。当時の自宅は千葉駅から徒歩圏内で、勤めていた会社の支店も千葉駅徒歩圏内。ただし、私は千葉支店の一員ながら君津某所に駐在していたので、勤務先は同じ千葉県でもかなり遠い場所にありました。なので、千葉支店で仕事をしたのちに君津に移動したときは、必ずと言っていいほど、トンかつ弁当を食べていた記憶があります。なので、私にとっては思い出の味です。

ご覧の通り、とてもシンプルなお弁当です。紙カツ(紙の様に薄いとんかつのこと)の下に敷き詰められたご飯。その脇にタケノコと昆布の佃煮、そしてしば漬け・・・そんなシンプルな構成だからこその深い味わい。このお弁当の真価は、食欲をそそる黄色いパッケージだけでなく、冷えても美味しいお弁当自体にあります。

千葉駅構内でしか売っていないため、千葉に行く機会をつくらなければ、しかも千葉駅構内に行く機会を作らなければ食べるチャンスがありません。なので、気が付けば前回食べてから20年が経ってしまいました。ただし、長い時を経てもなお、不動の人気を誇っていたようです。

黄色いパッケージがとても印象的なため、強烈に目に焼き付いていました。ある時偶然、駅弁のガチャポンをネットで検索していた時に、偶然トンかつ弁当がフィギュア化されていることを知り思わず購入(笑)カツの大きさは実物の方がもう少し大きいのですが、驚くほどのクオリティー。そしてそんなものを買ってしまったからこそ、トンかつ弁当を食べたいとの想いが再熱し、2年ほど前から食べるチャンスを作ろうと狙っていました。

今回はとても重要な予定が入ったため、ほんの少しだけ大回りしながら千葉駅近くのパーキングにクルマを停め、千葉駅は入場券で構内へと入っていきました。万葉軒を発見した時には本当に嬉しくて、思わずビッグサイズの
トンかつ弁当も買ってしまう勢いでしたが、何とか物欲を抑えることに成功しました(苦笑)

実際に20年ぶりに食べてみて、やっぱりその素朴さに惚れ直しました。正直なところ、トンカツの弁当などどこにでもあります。ただ、極めて薄く、極めてシンプルな弁当は、おそらくこれ以外にないんじゃないかと。何気に極めて薄く・・・という紙カツ状態のカツがポイントになっていて、ご飯との相性が何とも絶妙です。先ほど述べた通り、冷えてもおいしく感じる・・・この点、どこか懐かしい感じがするというスパイスも効いているからかもしれませんが、何度もリピートしてみたくなるような味わいでした。

チャンスがあれば来年早々にも、改めて千葉に行くことになりそうなので、今度はビッグサイズにチャレンジしてみたいと思います。ちなみにビッグサイズは、ソーセージが追加され、煮物がタケノコと人参のペアになっている・・・そんな違いがあるそうです。少しばかり値が上がりますが、それはそれで試してみたいなと考えています。皆さん、千葉駅に行かれる際には、是非ともホームから階段を上がって直ぐのところにある万葉軒に立ち寄ってみて下さい。

明日はなぜ千葉に行ったか…その理由について書きたいと思います。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

いいなと思ったら応援しよう!