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ギタリストが天を仰ぐかのように見つめていた先にいたのは、4人のかけがえのない仲間だった件

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日は、渋谷ストリームホールで開催された、Paul Reed Smithの「PRS GUITARS & AMERICAN VINTAGE GUITAR SHOW 2024」という、ギターイベントに参加してきました。ギタリストでもない私が、このイベントに参加した理由。それは推しが出る以外にありません(笑)

このイベントのチケットが売り出された時、おそらく2日間のどちらかでBAND-MAIDのKANAMIさん(以下、みんちょさん)が登場するだろうなと、何か直感的に感じるものがありました。日本で二人目のプライベートストックギター(PRSの最高峰の特注ギター)の保持者でもあるみんちょさん。予想通り、数日後に彼女のトークセッションが開かれることが分かった瞬間にチケットを入手していました。

遠足前日の小学生のようにワクワクしてしまった私は、9時半頃には会場入り口付近に到着。誰も待機していなかったため、一旦はスタバで待機。10時少し前に1人目の方が並び始めたので、その方に続いて列を作りました。続々と登場するお盟主様(BAND-MAIDファンの意)と挨拶しつつ待機。驚いたことに、我々の脇を主役のPaul Reed Smithさんが通過したのでご挨拶(笑)正直なところ、待機時間が苦行になるんじゃないかと思っていた私は、その時点から楽しんでしまっていました。

左右がPRSのギターで装飾されたステージ

11時の開場と共に6階のホールへ。最前列真ん中という最高のポジションを確保しました。みんちょさんが登場するまでの2つのプログラムが思っていた以上に面白く、気が付けばあっという間にイベント終了時間になっていたほどです。

最初のセッションの、Paul Reed Smithのファクトリー・バーチャルツアー(セールスマネージャーのジムが、工場を撮影した動画でPRSのこだわりを紹介するイベント)では、特に材料の湿度管理やネック製造時のこだわりがハンパなくてビックリ。また、塗装ロボットを活用したりしながら、どの方法が品質管理をする上でより適しているかを考え、つねに工程が進化している点に共感しました。

これ私自身で撮った写真です

続いての、Paul Reed Smith本人が語るVintageギターについてのセッションは、彼が師匠だと断言するビンテージギターと、PRSのギターを弾きながら、そのサウンドについて語りました。同じアンプから発せられるギターの音色の違いは鮮明で、彼独自の考え方を分かりやすく説明してくれました。師匠というべきギターと出会ってきたからこそ、PRSのギターの実力が抜きんでていたのは、素人の私でも分かるほど。バランス感が絶妙で、なぜ世界中のアーティストから愛されるのかがよく分かりました。

師匠であるヴィンテージGIBSONを奏でる

愛されているからこそ、後半のQ&Aは白熱したものとなりましたが、ひとつひとつの質問に対して、ユーモアを交えつつもしっかりと丁寧に答える姿勢に、彼のこだわりを垣間見ることが出来ました。嬉しいことにサイン入りのフォトを入手したのですが、ご本人から「今日のイベントは最高に楽しかったか?」と質問され、「もちろん」としか言えない環境ではありましたが、その想いに偽りはなく、本当に素晴らしいディスカッションだったと感じています。

ファン目線・・・というか、Paul Reed Smithさんは、今でも世界最高級のギターキッズなんだな・・・間近で会話させていただき、そんなことを肌で感じました。

前ふたつのセッションが、白熱したからこそ、みんちょさんの登場時の会場は、割れんばかりの歓声で溢れかえっていました。ご本人登場と同時に、後方のバルコニーにBAND-MAIDの他のメンバーが登場し、さらに場が温まりました。みんちょさんは相当緊張していたようで、トークセッション中天を仰ぐかの如く、2階のメンバーに目で訴えかけていました。かなり頻繁に・・・それ位、緊張していたんだろうなと。

PRSのギターを使い始めたキッカケや、今年新調したプライベートストックなど、どちらかといえばギターの話題に終始した感がありますが、どのような経緯でPRSに出会ったのかなど、普段聞けそうで聞けない話題に触れることが出来、とても興味深かったです。たまたま、ジムのファクトリーツアーのセッション時、みんちょさんが初めて手にしたPRSギターのカラー「Trampas Green」のトランパスが、その色を発案した社員の名前だと語られていて、みんちょさんもビックリしていました(笑)ネックのフィット感など、PRSだからこその特長も、ツアーのMCでは聞けないことなので、40分弱の時間を堪能することが出来ました。

後半、ここでは書けない衝撃的な出来事がありましたが、そういったことも含めて素晴らしいバンドのファンになったなと心から実感。他のメンバーもこの日が来るのを待ち望んでいたんだろうな・・・と。

いずれにせよ、今回のイベントは満足感が高いイベントでした。ポールさんみんちょさんのギターに対する情熱に触れることが出来ただけでなく、BAND-MAIDの他のメンバーがみんちょさんに注いだであろう愛情が暖かく、見ている私たちも幸せになりました。

当然のようにお盟主様との交流もあり、朝から行って良かったなと思っています
。来週はZeppツアー最終日。一体どんなことが起きるのか今から楽しみです。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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