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金曜日のBAND-MAIDの番外編は、想定外の演出が多すぎて思わず長文になってしまいました

どうも、ウクモリ ヒロオです。

皆さん、台風の影響は大丈夫だったでしょうか?東京は直撃を間逃れましたが、それでもかなりの雨が降りました。近くの国道も水没したりしましたが、西日本と中部エリアの皆さんの苦労を考えれば、私の住んでいる地域が受けた影響は軽微といえます。今はまず、影響を受けた方々の1日も早い復旧を心から願っています。

そんな状況下ではありましたが、金曜日午後は半休を貰い、渋谷に行ってきました。大荒れの天候でしたが、渋谷に着いた頃には雨の激しさは治まっていて、少しだけ安堵しつつ、仲間を探しを開始。

BAND-MAID 番外編お給仕 Medium in Summer

今回は、ミドルテンポの曲限定で演奏する番外編。ミドルテンポの曲限定という初の試みと、5年ぶりの渋谷O-Eastでのライブということもあり、チケットは即完売の状況。決して良番とはいえませんでしたが、私にとっては今年6度目のBAND-MAIDのライブチケットを奇跡的に入手することが出来、この日が来るのを楽しみにしていました。

おそらく大勢の仲間も、同じ心境だったに違いありません。だからこそ、心待ちにしていながら、会場に来られなかった方々に対しては申し訳ないという気持ちと共に、来られなかった方の分も楽しまなくちゃいけないな・・・と心に誓いました。会場に到着し仲間と合流した時、周りの皆と同じ気持ちだったのがとても嬉しかったです。

ただ、そんなことを言いつつではありますが、実をいうと私自身はミドルテンポの曲限定のライブについては、中だるみが凄いんじゃないかな・・・そんな風に勝手に思っていました。ライブで盛り上がる多くの曲が封印されてしまうことが明らかなライブ、果たしてどうなるのかな・・・レアチケットを入手しておきながら、そんなことを思っていた自分でした。

結果的にいえば、私はただひたすら「ゴメンナサイ」と言わなければいけないほど、圧倒的なクオリティーのライブを観ることが出来ました。SAIKIさんが言っていましたが、「今だからこそ出来る」ライブだったと思ったのは、観る者にとっても同じだったんじゃないかと思います。

今回もかなり人口密度が高い会場でしたが、幸いなことに私は一段高い場所でライブを観ることが出来ました。しかも、KANAMIさん側。サマソニに続き、みんちょさんの「ベイビーさん」の音色を堪能できる位置を確保。入場が遅かったせいもあり、しばらくしたらステージが始まりました。

おそらく皆の予想を裏切ったであろう「Awkward」で始まったステージは、なにか優しい雰囲気が漂っていました。いつものライブとは違ったスタートではあったものの、全体を観終えてみればこの曲が選ばれたのは、とても自然なことだと感じるほどフィットしていました。

小鳩さんがアコギに持ち変えての「At the drop of a hat」や「about us」といったシットリした曲に、「YOLO」や皆が歓喜したレアな「Azure」といったアップテンポな曲も披露され、前半はファンが何が出てくるのか分からない意外性を楽しむパートになっていたように感じました。

そんな意外性の真打ちとして披露されたのが、小鳩さんがたった1人残って奏でた「Big Dad」でした。本人の緊張感と始めてソロでステージに立てた喜びが、刺さるように伝わるほどの演奏。この曲も「今だからこそ出来る曲」なんだろうな・・・と。リアルに感動しました。おそらく、ほかのメンバーも親心にも似た感覚で、祝福していたんだろうなと思った瞬間、私も笑顔に。

中間でやるのは珍しいであろう「endless Story」や、ミドルテンポというには上限であろう「Choose me」、再びレアな「CHEMICAL REACTION」を披露しつつ、一気に終盤へ。ラスト曲を演奏する前にSAIKIさんが「この曲を聴きたかっただろう?」と観客に投げかけたのですが、正直なところこの日のセトリは予測不能。妥当な線でいけば、「Protection You」あたりの曲だと多くのファンが思った瞬間、耳を疑う曲が始まりました。

Show Them

The Warningがいなければ実現不可能だと思われたこの曲が、この日のラストで演奏されるとは誰も思っていなかったと思います。バックスクリーンにPVが流れ、ドラムパート以外は、The Warningの2人の音源が同期されながら演奏が進む・・・そんなビックリするような仕掛けが待っていようとは、まったく思ってもいませんでした。しかも、完璧にシンクロしていて驚きました。これって逆にThe Warningも演奏する機会があるんだろうなとも。

この日のライブは、とにかく驚かされっぱなしでした。ミドルテンポの曲だけで魅力的なライブが構成出来ることがひとつ目の驚き。小鳩さんの初ソロが2つ目の驚き。そして、「Show Them」があんな形で演奏出来ることに対する驚き。

さらに、今回は「CONQUEROR」が軸になっていて、結果的には一石を投じたあの作品に対する、再認識につながる仕掛けともいえる側面を持っていた点も、特記すべき注目点だったように感じました。

いずれにせよ、BAND-MAIDというバンドの新たな魅力に気付ける素晴らしいライブでした。

終わったあとの仲間の方々との交流を含め、本当に素敵な時間を過ごせました。出来るならば、より多くの仲間と共に過ごせなかったのは、とても残念です。なので、これから始まる番外編も続編や、ニューアルバム「Epic Narratives」発表に伴うZeppツアーなどでの再会を楽しみにしています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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