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「さようなら」と「ありがとう」、そしてAKIBAからTOKYOへ
どうも、ウクモリ ヒロオです。
昨日はお休みをいただいていたため、noteの更新もせず。前日の出来事を振り返りつつ、ゆったりと1日を過ごしました。
おとといの出来事・・・DMM.make AKIBAの最終日。9年近くお世話になった愛すべき場所も、いよいよクローズのタイミングとなりました。この場所との出会いが私を成長させ、ハードウェアスタートアップの製品化の支援など、様々な新たな活動に広がっていったことを思えば、ありがとうという言葉を何度言っても、感謝の気持ちが伝えきれません。
本当にお世話になりました。
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最終日のさまざまなイベントに参加し、アキバのあの空間で育まれた良質なコミュニティの存在を改めて認知しました。唯一無二の存在という言葉がとても似合う場所・・・アキバは最後までそんな雰囲気を醸し出していました。
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大勢の仲間が集まった火曜日。アキバで数名からスタートし、有名になったスタートアップの経営者も、これからの活躍が期待されているニューカマーも、私のようなサポートする人間も、誰もが垣根無く接することが出来る環境。そんな環境が継続出来たのは、運営スタッフの皆さんの献身的なサポートがあったからこそだと、誰もが理解しています。
本当にありがとう。
ラストイベントでとても印象深かったのは、スタッフOBが多数集い、アキバとの別れを惜しんでいたことです。他の部署に移動したり、転職したり・・・でも、みんなやっぱりアキバのことが好きなんだなと。そんなスタッフだったからこそ、良い環境が整い続けていたんだなと改めて感じました。
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私は終始、カメラ片手に記憶に残るであろう1日を捉え続けました。とにかく笑顔の写真が多く、なにか「笑顔だらけの卒業式」のような雰囲気。素敵な笑顔を捉えようと、気が付けば数百枚撮影していました(笑)そのうち、良い写真を100枚ほど補正し、昨日のうちに参加した方々にシェアしました。
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最後に相応しい、この日の出来事は、おそらく一生忘れることはないだろうと思います。熱狂とも言うべき空間は、イベント終了後も1階の飲食店で遅くまで続きました。アキバの施設直結のイベントとしては、おそらくは区切りとなるであろう「あと飲み」。
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これがアキバの最後の1枚。
会員もスタッフも、限られた時間を思い切り楽しみました。私は帰れないだろうと思い、早いタイミングでホテルを予約していて良かったです(苦笑)
皆さん、本当にありがとうございました。また会いましょう。
イベントの翌日、DMM.make AKIBAの今後に関するプレスリリースが公開されました。既にご存知の方も多いかと思いますが、これからアキバは有楽町にあるTIB(Tokyo Innovation Base)のファブスペースを、DMM.make TOKYOとして運営することになっています。そして、私はリサイクル素材の無償提供活動を、そこで続けることになりました。来週には、棚の設置や素材の補充を行なう予定です。実はかなり急転直下で決まりました(笑)
いずれにせよ、アキバのこれまでのコミュニティはSNS上でグループを作り、自主的に運営を開始。すでに100人以上がメンバーになってくれていて、交流を継続出来る土壌作りは終えました。あの現場感は再現出来ないでしょうが、「昔はね」という感じで風化しないよう、交流の場を保ちたいと思っています。
冒頭で述べた通り、私にとって大切だった場所が無くなってしまうのは、とても残念です。ただ、最終日の皆の溢れんばかりの笑顔は、あの場所でのさまざまな出会いが、これで途切れる訳ではないことを示していたかのようでした。
ありがとう、そしてまたよろしく。
このnoteを書いていて、最後に浮かんだのはこんなひと言でした。
こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。感謝!
*明日からゴールデンウィーク中はお休みします。