いつかの岸辺に跳ねていく 加納朋子
今年ラストの読書感想文とおもわれる。
久しぶりに、心あたたまる、人の心にふれあえる、そんな本に出会ったかもしれない。
衝撃のラスト!とはならないし、予想できた結末ではあるが、それを読んだときの心の暖まり度合いといえばもうね、そんなかんじ。
幼馴染みの二人を描いたはなしなんだけど、
そんな簡単な物語でもなく
かといって現実味があるわけでもなく
でもそれでいてなんか現実味があってそわそわしてしまう。
徹子ちゃん、なんて堅い響きの名前、わたしの友達にはいないけど
苦しんでる、とか悩んでる、とかそんな人に読んでほしいとかではなくて、ただ流されるように誰かの人生を見届けたな。
という印象
がしかしすごくおもしろい。フフフ
本って言うのはさ、いつでもわたしたちを旅につれてってくれるから
すごくおもしろいよね
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