自分の書いたもので鳥肌立ててる人がいたんですよ
文学フリマまでnoteを毎日更新するつもりでしたが、親の介護が始まった余波で連続更新が途絶えてしまった。
つまりそれなりに私もいい歳なんですが、未だに自分の書きたいものがわからないです。
ライターとして仕事するときは非属人性コンテンツなんかも書くんですけど、だいたい1記事1テーマとか言われても守れる気がしないというか。
情報を知的好奇心や必要性から欲しているならググって一次情報に当たったほうが安全なわけで、私が書くような文章は脱線とか拾い食いを面白がってくれてる奇特な人が読んでくれてるものだと思っているだけに、そういうお仕事を振ってもらえることには驚きもある。
このままライターとしてがんばってていいのか。このまま進んでいいのか迷うよねー。
他方で自分の書いた記事を初対面の人に目の前で読んでもらった結果、その人が涙ぐみ、鳥肌を立てたことがありまして。
自分の書いた文章で知人でもない人の肉体に影響を与えたというのは、私にとっても衝撃的でした。
そのときの記事は属人性の高いものだったからだし、それが私の芸風というか作風というか、才能を活かしやすい形だとは思うのです。
でも小説は小説でいまいち上手くいかない。
他人の人生で遊んでる感覚と言いますか。言いたいことをキャラクターに言わせてるだけになったり、説明が多くストーリーに落とし込みきれてなかったり。
私小説的に自分を主人公のモデルにするとある程度避けられるものの、なんか自撮りしてるだけみたいでもう少し加工というか工夫の必要を感じる。
はたして私は何が書きたいのだろう。
小説なのかエッセイなのかコラムなのか詩なのか日記なのか。
アウトプットの形が定まらないのだ。
来年の2月には隅田公園での展示会で相方と短歌を展示する予定なので、これから短歌も書かねばです。
できることは全部やる!
一方でやらないことを決めるのも大事で。
そのためにはできないことをやりたがらないようにしないと。
はてさて、こりずに続けただけで成功するのかな。
【イベント情報】
来たる12月1日の文学フリマ東京39
東京ビッグサイト西3・4ホール
ブース:ぬ-23のステラーブックスにて、私の詩集『死にたくなくなる薬を飲んでまで』が頒布されます!
こちらのWEBカタログにも載っているのでぜひお近くにお立ち寄りの際は見に来てくださいね。
https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/ぬ/23