【眠れない夜に】夢で見た話
夢で見たお話です。
とりとめもなくまとまりもなく
へんてこな文章です。
タイトル たぬき
ATM使おうとしたら通帳忘れがあった
どうしたもんかと悩んでいたら
女性の2人組が戻ってきた。
「ありがとうございます。これから使うところだったので助かりました。」
神社に片方の女性が先に住んでおり、
そこの空いている部屋に入居するようだ。
話しているうちになんだか仲良くなり
その住む家を見せてくれることになった。
和室と2DK、なかなか広めである。
部屋に入るとこそこそ喋りだす。
あまり大きな声出さないで。
なぜ?と聞こうとしたとき、
和室の扉外から声がかかった。
「お客さんがきてるの?」
扉に貼られたシールのようなもの
狸と人がコロコロかわる
ばれちゃったから
タイミングみて出て行って!
ここに居たらだめだからね
何か言われたら向こうの言ってることは否定しないで
そう言ってドアを開けると
少し小さめの女性がいた
もうこの子帰りますので
そう告げると女性は舐めるようにしたから上まで私を見る
あなたモンブランはお好き?
貰い物があるの。よければどう?
食卓へ誘われる
その子は部屋から出てこない
基本的には何も喋らないで
相槌だけしていて。
食べ終わったらいいタイミングでそのまま帰って
部屋を出る間際にそう耳打ちされた
食卓では女性のほかに
神主のような人、年配の男性、女子高校生がいた。
ここでも舐めるような視線を浴びる
しばらく会話を聞いていると
女子高校生が突然あの子の部屋へ行く
連れ出された彼女は顔面蒼白だった。
パパが助けてあげるよ
パパにお願いしようよ
彼女の肩を抱きながらそう囁いた
ゆっくりと頷いた彼女へ
神主がゆっくりと近づく。
彼女に触れてから
一振りすると白い煙のようなものがたちあがる
これで大丈夫
対価ももらったからね
さあお礼をきちんと言いなさい。
あ、ありがとうございます。
涙ぐみながらお礼を伝えているその光景は
なんだか異常だった
なんだか心配になって彼女へ駆け寄ると
少し小さくなっていた。
ねえこれって、、
対価って何??
早く逃げて
何も聞かないで
そんなところで彼女と一緒に住むの
そうしないと私が逃げれない。
代わりにあなたがきてくれる?
肩を掴まれ目を見開きこちらを見てくる
その姿に恐怖を感じその場から逃げ出そうとした。
靴を履き出口に向かい走りだすと
その子が裸足で走ってくる
助けて
たすけて
タスケテ
急に声が聞こえなくなり振り返ると
そこには狐を捕まえた神主がいた。
逃げたらだめだろう。
秘密を知っているのに
そう言って狐を飲み込み
みるみる若返っていった。
これで君も秘密を知ったね
よくわからない夢をみました。
よかわからない恐怖で飛び起きました。
今夜はひじきの煮物をたべました。
お付き合いくださいましてありがとうございます。
ユウナ