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この気持ちは誰の気持ち

今日、本屋に何気無く行った。

何気無く、と言っていいのか分からない。

この気持ちを言葉にできる人がいるかもみたいな
この気持ちに解決法を出す本があるかもみたいな

そんな感覚だったかもしれない。

文芸、エッセイ、短歌集。そんなものを見た。

ヘッドフォンから流れる音をBGMにした。

本を少しだけ見たりして何か買おうかなんて迷う

この気持ちに応えを出す言葉はなかった。

いや、見つからなかっただけなのかとも思ったけど

多分、違う。

自分の気持ちを自分が理解出来てないだけだ。

多分、そうだ。

この気持ちは誰の気持ちなんだろう。

誰に向けてるのだろう。

知らない言葉が出てくるのを知らないままにする

答えは自分の手に持ってる端末で
簡単に出てくるはずなのに。

それをしないのが現代社会なのだろう

五月病なんて言葉があるが、
きっと俺は4月にそんな感覚になる。

夕日の刺さない夕方にまだ冬を匂わす風

その一つ一つが多分自分を少し惑わせる。

答えのないものに答えは出せない。

もしかしたらそれか答えなのかも。


いつか答えが自分の気持ちに、文字になった時

誰かに、あなたに、届くような答えになったらいい

まずは、本屋で目に入った『カメリア』
その言葉の意味から知ろう。

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