趣味に名前が付いたと思ったら「創作」だった
ここ2年ほど、約半年に一度のペースで本を作るくらいには同人活動をしている。だが、決して歴が長いわけではない。初めてコミケに一般参加したのも5、6年前だ。
X(Twitter)で自分のポストを見ていると、以前と比べてなんだか宣伝ばかりになっちゃったなー、ウザくないかなー、普通に公開する用の作品あんま描いてないなー、などと思うようになってしまった。自意識過剰は多分にあると思うが、それでも発信内容の質が変わってきたというのは事実だろう。
しかしながら、同人と名のつく活動こそ最近であれ、創作自体は創作と気づかずにずっと自分がしてきたことだと思うのだ。
子供のころからくだらない漫画や絵を描いてゲラゲラ笑うのが好きだった。高校生になるとそういうものにウケてくれる友人に作品を見せたりして創作を楽しんでいた(友人の方が絵が上手いのに笑って読んでくれてた。ありがとう。神。)
二次創作に関しては雑誌の投稿ページにイラストのハガキを送ったりする程度のゆるさで活動していた。
一次も二次も、もっと広い世界があるというのを知ったのは後のこと。しかもそれに同人とか創作っていう名前があるらしい。
そこでやっと「自分はなにか表現をしていたいんだな」と思った。今まで身内にだけ見せていたような漫画も、webに載せたり印刷して本にすれば誰かが見てくれるかもしれない。それを認識して以降、見る専・買い専から始まり冒頭の様子になるまでにのめり込んでいった。(それでも比較的ライトな活動であるとは思うけど。)
作品を見てほしい!と言うのは浅ましいかもしれないが当然の欲求でもあると思う。絵や文章が上手い人がいっぱいいる中で、同じモノで張り合ったら私は確実に負ける。というか勝負するまでもなく埋もれる。でも私は私にしか出せないアイデアを、世界を表現したいのだ。たとえつまらなくても唯一無二には違いない。唯一無二のことならたくさんアピールしたっていいし、とびきり好きな装丁で形にしたっていいじゃないか。
……はい、宣伝ツイ増えたことへの言い訳なんですけど。
これからも日常のくだらないことと創作の進捗や宣伝ばっかりでウンザリさせるかもしれないけど。ワイの生き様と思って見守ってくれると嬉しいぞ…!
たまには普通のお絵描きもしたいけどね。