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「動機」なんて塩振ってそのまま出してしまおう
昔は思い立ったら即行動だった。
それは行動する動機がすべからず「モテたい!!!」だったから。
今みたいに目の前のことに対して
「なぜやるのか?」「それをやる理由は?」「心の底から思えてる?」「それ、魂に聞いてごらん?」「ねぇ、ほんとにそう思ってる?」「最近ちゃんとうまく笑えてる?」「それ、私のためになるって言ったよね?」「嘘つき!!だからやりたくないって思ってたのに!!」
みたいに面倒なことを考えてなかった。
今考えてみると、行動する動機っていくらでも後付けできる。
最近はご無沙汰だが、昔はよく成功者たちの経験談的な自己啓発本を読んでいた。その中には、その成功者はなぜそういう夢を持ったのか?みたいな動機が書かれていて、ドラマチックに書かれたものもあった。
「昔、お医者さんに命を助けてもらったから医者になるのが夢」
みたいな感じ。
ドラマチックな成功ストーリーには美しい動機が欲しくなる。でも、実際の「最初の一歩目」は分からない。
余談だが、自己啓発本って大体同じような結論言ってるよなぁって思った。その結論は「とりあえずやってみろ」ってことだ。
世の中の本は「とりあえずやってみろ」というシンプルな方程式をいろんな角度、いろんな言葉で言い換えて複雑化して発信されている。
でもそれは大事なことだと思う。
なぜなら、刺さる角度は人それぞれで、かつその人の生きている時間軸(タイミング)によっても変わるからだ。前見た時はなんとも思わなかったのに、最近見たらめっちゃ刺さったって経験はけっこうある。
自己啓発本のことはさておき、
つまり、何か(自分や環境)を変えたいと思った時の行動理由はなんでも良いんだよなって最近思っている。究極、「なんとなく」で1ステップ目を踏み出せるようになると最強かもしれない。⋯⋯ただ、さすがにそれは無理な感じがする。
なので行動する動機は「なんでも良い」ではなく「汚くても良い」ぐらいがちょうどいい気がする。
最近、私はまた文章が書きたいと思い始めているのだが、その理由はとても単純で下心過ぎる。下心を塩振ってそのまま出した感じ。なので割愛する。行動理由を発信する必要もないとも思うし。
というわけで、
昔は「モテたい」だけで動けたのに、今は小難しい言い訳考えて腰が重くなってないかい?
昔みたいに下心丸出しで良いから行動しよう!って自分い言い聞かせたいだけの文でした。